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- 【連載:京都国際マンガ・アニメフェアをふり返る~京まふ2013年編~】規模拡大!豪華声優やアーティスト出演の定番イベントに
【連載:京都国際マンガ・アニメフェアをふり返る~京まふ2013年編~】規模拡大!豪華声優やアーティスト出演の定番イベントに
- 2016/9/14
- マンガ・アニメ, 京都国際マンガ・アニメフェア(京まふ), 開催終了
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いよいよ開催直前となった「京都国際マンガ・アニメフェア2016」。ここ京都では、タイアップイベントの開催なども間近に迫り、早くも盛り上がりを見せつつあります。「京まふ」会場での出展情報やステージイベントの詳細なども続々と発表され、開催を心待ちにしているファンの方も少なくはないでしょう。
一方で「参加を決めかねている……」という方、大丈夫です、まだ遅くはありません!今回は連載「京都国際マンガ・アニメフェアをふり返る」の第2回としまして、2013年開催時の様子をお届けします。
過去に何の催しがあったのか。そして、どれほど盛り上がったのか。本稿を参考に「京まふ」がどのようなイベントなのか、雰囲気を少しでもつかんで、ぜひ「京まふ2016」に参加してみてください。
2013年9月、前年から連続での開催となった「京都国際マンガ・アニメフェア」。この年は事業者向けのプレオープン日に、前年よりさらに規模の拡大したビジネスセミナーが行われました。
セミナーは全二部構成で、一コマ目では国内外で絶大な人気を誇る作品「ONE PIECE」を例に、メディアミックスの海外におけるビジネス論が語られました。一方で二コマ目では、「地域活性化」がテーマに。マンガやアニメによる地域振興の成功例や、いわゆる「聖地巡礼」がもたらした経済効果の実例などをもとに、メディア作品がもたらす地域の活性化方法が検証されました。特に京都は、物語の舞台となる作品が多く存在する地域。それだけに地元企業の参加者からの注目度も高く、タイアップ方法や商品展開を中心に熱い意見が交わされました
翌7日からは待望のパブリックデー。もちろん、ステージイベントもその規模が拡大されており、この年からは観覧応募の必要な「抽選制ステージ」と、無料で誰でも見ることのできる「オープンステージ」のふたつのステージが登場しました。
初日を飾ったオープニングセレモニーでは、「劇場版 魔法少女まどか☆マギカ」から声優の悠木碧さんや斎藤千和さんらも招かれ、盛大にイベントの開会が宣言。そのほか「マギ」や「ファンタジスタドール」、「革命機ヴァルヴレイヴ」など当時放送の作品や、2016年ついに関西「地上波」初放送となった「GJ部」「帰宅部活動記録」といった人気作品から豪華出演声優陣がゲストに招かれたステージが実施されました。また、「プリキュア」ショーや、映画「楽園追放」のトークショーといった多彩なステージも。このほか、「A応P」や「鈴木このみ」さん、「i☆Ris」といったアーティスト陣によるライブも行われ、アニメ・アニメファン熱狂の二日間となりました。
前年からさらに規模を拡大した出展ゾーンには「進撃の巨人」や「有頂天家族」といった数々の人気作品ブースが登場。特に、多くの人気アニメを放映する「MBS毎日放送」ブースや、限定商品の販売も行われた「シャフト」ブースなどには多くのファンが詰めかけました。ほかにも、「京まふ」とおなじく地域に根ざしたアニメイベントである「アニ玉祭」のブースなども人気を博しており、前年にも増してバラエティ豊かなラインナップとなっていました。
その開催規模を数段押し上げ、大きく成長を遂げた「京まふ2013」。参加者は30,000人を突破し、こちらも前年の記録を大きく塗り替える結果となりました。さらに、各作品の出演声優陣やアーティストの面々、ほかゲストの規模も2012年開催時から格段にパワーアップしたことから、「京まふ」はそれぞれのファンから全国的に注目を集めるようになります。その後、現在のように「声優・アーティストファンの定番イベント」として認知されるようになるまで、そう長くはかかりませんでした。
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