京都通になれる!?TVアニメ『京都寺町三条のホームズ』聖地巡礼
- 2018/7/29
- マンガ・アニメ
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望月麻衣によるミステリー小説『京都寺町三条のホームズ』。
寺町三条商店街にたたずむ骨董品屋「蔵」。店主の息子・家頭清貴は、物の価値を見分ける目と、鋭い勘を持っていることから「ホームズ」と呼ばれています。そんな清貴とひょんなことから知り合い、「蔵」でアルバイトをすることになった女子高生・真城葵。二人は、店に持ち込まれる骨董品にまつわる依頼を次々に解決していきます。京都の街を舞台に繰り広げられるこの小説のコミカライズを原作に、2018年7月アニメ化され、現在TV放送中です。
アニメに登場する京都の風景を、TV放送を追いかける形で、数回に分け紹介していきます。
まずは、第一話。
放送開始直後に登場した五重塔は、京都市右京区に位置する仁和寺です。
作中に登場したシーンでは桜が満開でしたが、仁和寺は「御室桜(おむろざくら)」と呼ばれる遅咲きの桜が有名です。国の名勝にも指定され、数多くの和歌に詠われてきた京都の春を代表する景色。ここから、物語はスタートします。
仲睦まじいカップルの姿を見て、葵が憂鬱な気持ちになるシーンは鴨川の河川敷です。
カップルが等間隔に座っていることでも有名な鴨川の河川敷。このシーンは、鴨川の先斗町公園付近の景色です。
骨董品屋「蔵」周辺の商店街の風景も数多く登場します。三条名店街でお馴染みの「三条と~り」も作中に描かれていました。
そして、第二話。
葵祭が題材のお話です。
この回には、京都ホテルオークラが登場しました。ホテルのロビーや、清貴と葵がお茶をしたカフェも作中の風景そのままに登場します。清貴と葵が座った席で、ホテル自慢のフレンチトーストを召し上がってみてはいかがでしょうか?
葵祭の斎王代に選ばれた佐織に届いた脅迫状の謎解きは、下鴨神社の糺の森で行われました。
自然豊かな糺の森に差し込む日の光がとても綺麗なシーンでした。清貴たちが話をしていたのは糺の森の参道です。このシーンに登場した下鴨神社境内の景色は、参道だけではありません。美しい斎王代にまつわるお話だからなのでしょうか。境内にある、女性を守る美麗の神様をお祀りする「河合神社」も登場しました。
単に京都の風景が描かれるだけでなく、登場する場所にちなんだエピソードで綴られる物語。聖地巡礼をすると、京都の歴史や暮らしも見えてきそうです。
第三話以降、どのような場所が登場するのでしょうか。次回の記事もお楽しみに!
TVアニメ『京都寺町三条のホームズ』公式HP:
http://kyototeramachi-holmes.com/
©望月麻衣・秋月壱葉/DEF STUDIOS
©「京都寺町三条のホームズ」製作委員会
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