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京都×アニメ産業の魅力や可能性についてインタビュー!アニメ制作に携わるパンケーキ株式会社さんにお話を聞きました!
- 2021/8/29
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今年の開催で10回目を迎える京都国際マンガ・アニメフェア!
アニメと関わりが強くなってきている”京都”について、京都のアニメ制作会社にお話を聞きました!
今回インタビューを行ったのは、パンケーキ株式会社の代表者である迫田祐樹さんです。
京都×アニメの強さ
ーーーーー東京から京都に移住した理由や他とは違う京都にしかない魅力はありますか?
「京都に対して感じる魅力は、もともと京都に住んでる人と外部の人では感じ方が異なっているように思いますね。東京に比べてビルや看板が少なくて、街から抜ける風景が綺麗だと思ったし……東京は、外に出ると自分たちが不必要な情報に囲まれている気がしていて落ち着きづらいし、自分の精神や意識に何か妨害を受けているように感じます。そういったことがないのが京都の魅力かなと。それに、もともと学生が多い街っていう認識があって、創作産業を盛り上げるために若い人材との出会いや協力が可能だからというものもあるかな。京都に移住した理由は、そうした魅力にあふれてる場所に住みたかったのと仕事のタイミングが良かったからですね。2020年頃から、新型コロナウイルスが日本で流行しだしたことで東京での仕事がほとんどリモートで対応可能になったことも大きかったです。」
ーーーーー京都を活かすアニメビジネスについてどう考えていますか?
「京都ブランドをうまく活かすことが重要だと思います。京都には、都会にない観光地や文化としての価値がたしかにありますから、そうした部分を制作にも取り入れていきたいですね。特にアニメ業界の多くは東京に密集していて1つの形に固まっているように感じますが、新しいことなどに挑戦するなら京都の方が向いているように思います。」
ーーーーー迫田さんが考えるこれからの日本のアニメ産業について
「ビジネス的な意味で考えると間違いなくこれからも伸び続けます。特に日本国内だけでなく、海外からの評価が今よりも増えると思います。アニメ産業の収益面で考えてみても、ここ数年で何千億円も増えていますから。あと、重要なのがアニメ制作はなくならないってことですね。この先、人間の仕事のほとんどをAIがこなせるようになったとしても、アニメやゲーム、本などの人間の情緒的な制作は人間にしかできませんから。」
ーーーーー迫田さんが次に挑戦したいことは何かありますか?
「数年先のスケールだと、京都の人たちと何かオリジナルのものづくりをすることです。弊社のグループスタジオが、京都を舞台に描く作品が多い小説家の森見登美彦さんの原作をアニメーション映画化していますが、それとは違って1から京都を感じさせられるものをつくりたいと思っています。あとは、作品制作だけでなく、エンタメを絡めた事業展開についても京都の学生や人たちと協力して挑戦したいですね。」
これからの日本アニメ産業の未来に期待ですね!
京都ならではのアニメがこれからも増えていくことを楽しみにしていきます!
最後まで読んでいただきありがとうございました。
インタビューにご協力いただいたパンケーキ株式会社について詳しくは下記のリンクから!
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