今回は、西ケ谷プロデューサーに企画書の書き方について教わりました。
まず、初めに映画の制作過程について説明していただきました。映画の制作の過程には企画、制作、配給、興行とあります。全部で2年半ほどかかるそうです。
映画の企画を考える流れは、
説などの原作がある作品を映画化するケースされるのがイメージしやすいと思います。まず、描きたい原作を探して、出版社へ原作権について確認し企画書を書き、提出し、原作権を獲得します。
企画を考える際は
2時間の映画を観客にどのように見てもらうのかを考えることが必要です。
原作のイメージが強すぎて、イメージと違うとならないように、脚本家と、どういう映画にしたいかを話し合い、大体、半年くらいかけて脚本を仕上げます。
その後、
監督もまじえて話し合い、
スタッフィングという、どんなカメラマン・スタイリスト・音楽を使うか決定します。
どんなカメラマン、どんなスタイリスト、音楽誰かなどをかんがえます。
次に、キャスティングを行い、
最終的に企画をまとめて、出資会社に提出します。
その後、制作に移ります。
2時間の映画だと、1ヶ月くらいでを撮影します。
そのあと、編集、CG、音楽、主題歌を作成し、一つの作品が完成するのです
作品が完成した後は、制作した映画をどのように売っていくのかを考えていきます。
それを考えるのが配給会社です。
予告映像の制作や、どこの映画館で上映するか等、戦略的に一年ぐらいかけて考えます。
具体的な企画書の書き方
まず、原作の概要を説明し、ストーリーを伝えます。
ストーリーを伝える際は、①どこで、②誰が ③何をする
という3点を意識して伝えることが大切です。
そして、相手の想像力を刺激します。
次に、作品の監督がの説明をします。
具体的にどんな作品を制作してきたかを伝えます。
そして、
お客さんが主人公に感情移入できるかを意識しながら、 企画意図を伝えます。
また、製作イメージや、キャスト、事業概要、
スタッフ編成、予算を伝えます。
企画書というものは
初めに一言でどんな話かわかるように伝えることが必要だそうです。
さらに文章だらけではなく、画像などを使用して、わかりやすいように作成することも大切です。
みなさんが企画書を作るにあたって、
自分の好きな映画がどのように紹介されているか、ホームページのあらすじをみて、
自分はこう楽しんだけど、こういうことが伝えたいんだなあ
というのがわかると企画書の書き方がわかるので、実践してみてみると良いそうです!
「KYOTO CMEX」ポータルサイトでは、マンガ・アニメ、映画・映像、ゲーム、クロスメディアの情報を発信する京都発のポータルメディアです。SNSをフォローして掲載情報をチェック!(情報募集)