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- 【連載:京都国際マンガ・アニメフェアをふり返る~京まふ2014年編~】声優ファンから親子世代まで!幅広いファン層が楽しめる一大イベントへ
【連載:京都国際マンガ・アニメフェアをふり返る~京まふ2014年編~】声優ファンから親子世代まで!幅広いファン層が楽しめる一大イベントへ
- 2016/9/15
- マンガ・アニメ, 京都国際マンガ・アニメフェア(京まふ), 開催終了
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いよいよ開催まで一週間を切った「京都国際マンガ・アニメフェア2016」。ステージイベントや出展ブースの情報も続々と発表され、当日が待ちきれないというファンのかたも多いのではないでしょうか。
一方でまだ参加を決めかねている方も、決して遅くはありません。本連載でお伝えしている過去開催時の盛り上がりを、ぜひ実際にその肌で感じてみてください。
さて、第3回となる今回は、2014年の9月20日から21日にかけて開催された「京都国際マンガ・アニメフェア2014」をピックアップします。
(ビジネスセミナーの様子)
この年は開催初日である9月20日に全2回のビジネスセミナーが開催。1コマ目には、株式会社プロダクション・アイジーの郡司幹雄プロデューサーが登壇。劇場でのイベント上映や全国ネットのTVシリーズ化にも成功した名作『宇宙戦艦ヤマト2199』を題材に、アニメビジネスが抱える課題や対策についてのテーマが展開されました。
2コマ目は「テレビ東京のアニメ海外ビジネスの今」と題され、ネットやスマホを活用した新たな海外向けアニメビジネスモデルの構築や配信事業についてがテーマに。『NARUTO』や『BLEACH』といった人気作品を擁するテレビ東京の川崎由紀夫局長が登壇し、ライセンスビジネスの成功例や違法視聴問題などを切り口に、海外市場の現状が語られました。
また、こうしたビジネスセミナーの他にも、既卒者・学生向けの「就職イベント」も実施されました。ここでは、ゲームやWEB制作などを手掛ける地元企業が、ゲームプログラマーやグラフィックデザイナーといった職種の人材を募集。ビジネスマッチングの場としての「京まふ」も、存在感を高めていました。
もちろん一般のファン向けのイベントも、その規模を年々拡大。『テラフォーマーズ』や『進撃の巨人』といった大人気作品はもちろん、『有頂天家族』や『いなり、こんこん、恋いろは。』といった、地元・京都を舞台とした作品のブースに多くのファンが集まりました。
また、出展ブースのほかにも、みやこめっせの地下会場では『カードキャプターさくら』、『xxxHOLiC』、『ツバサ-RESERVoir CHRoNiCLE-』などの作品で知られる人気クリエイター集団「CLAMP」の原画展が、第二会場である京都国際マンガミュージアムでは爆発的な人気となったブラウザゲーム『艦隊これくしょん -艦これ-』の所収イラストなどが展示された「京都『艦これ展』」が開催。
さらに、この年からはフードコーナーとなる「キャラ食」ブースも登場。様々なアニメ作品などとコラボしたメニューを楽しむことが出来ました。
もちろん、目玉となる抽選制ステージイベントもその規模をさらに拡大。『ガンダム Gのレコンギスタ』や『七つの大罪』の出演声優陣によるトークショー、『進撃の巨人』ラジオの公開録音など人気アニメのステージに多くのファンが詰め掛けました。
一方、オープンステージでも「i☆Ris」&「Wake Up, Girls!」といったグループによるライブステージのほか、『プリキュア』ショーや、村井良大さんによるトークライブなどのイベントが多数開催。
従来のアニメファンのみならず、親子層やアイドル・俳優のファンなど、幅広い世代が楽しめる大型イベントとして、「京まふ」は成長を遂げていきました。
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