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立命館大学映像学部企業連携プログラム学生チームとは?(関係者インタビュー)
- 2019/2/19
- クロスメディア, 京都国際マンガ・アニメフェア(京まふ), 公式イベント
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本サイトに度々記事を投稿いただいている立命館大学映像学部企業連携プログラム学生チーム。毎回内容が濃く、1万を超えるビュー数の記事も。
今回は、誰が、どのようにして記事を書いているのか、中村彰憲映像学部教授や学生の皆さん、京都市産業観光局新産業振興室の芝野さんからお話をお伺いしてきました。
―ライターの学生さんをどのように集められているのでしょうか?
中村:立命館大学映像学部では企業や学外機関と連携し、具体的な目標、目的を持ったコンテンツの開発、共同研究をしています。具体的には、「企業連携プログラム」という授業内で、様々な企画を実施しています。京都市産業観光局新産業振興室との連携企画として、毎年「京都発コンテンツのPR」に取り組んでいるんです。ライターは講義を登録した学生になります。
―授業の一環なんですね。
芝野:以前は京都国際マンガ・アニメフェアの企画にも入っていただいていたんですが、どうしても部分的、断片的な参加になりがちで。学生さんが最初から最後まで主体的に取り組める企画として、2017年からこの取組を始めました。
毎年4月、履修登録された学生さんにお会いして、「どんな記事を書こうか」というアイデア出しの段階から始めます。学生さんとは授業もそうですが、メールでのやり取りで進めていくことも多いです。また、企業様や外部機関との調整が必要なものは、手分けして交渉したり、調整したりすることもあります。
―マンガ・アニメ・ゲームの記事を書くとなると版元さんの協力が必要な場合もありますよね? 調整が大変では?
芝野:おかげさまで京都国際マンガ・アニメフェア(京まふ)を主催している中でいろいろとつながりができていますので、ネットワークを駆使してなんとかやってます(笑)こういう記事を書くならあの人に相談してみよう、という感じですね。諸々の事情でボツになってしまう記事もありますがそれらを含めても学生さんにはリアルな体験をしていただいているのではと思います。
―中村先生は、担当教員としてこだわりを持たれている部分はありますか?
中村:企業連携プログラムというのは、開講場所は大学ではありますが、実質的なインターンシップであると学生には伝えているので、これらの経験を就業体験の一環として実感してもらいたいと思っています。なので、芝野さんにもしっかりと「プロの視点」で原稿に手を入れていたただくようお願いしています。その結果が、ページビューにもつながっているのだと実感しております。
―では実際今年度参加された学生さんにお伺いします。記事を書いてみていかがでしたか?
-辻 彩加さん
今まで経験したことがなかったので手間取りましたが素晴らしい経験になりました。参加していない子達からも凄いことをしてるねと言われました。インタビューに応えていただいた望月先生、事前にインタビュー内容など一緒になって考えてくださった芝野さん、最後まで面倒を見てくださった中村先生に感謝しています。
本当にありがとうございました。
-ジャケ 杏さん
自分の書いた記事がたくさんの人に見られるのかと思うと文章1つ考えるのにもすごく頭を使いました。でも、自分の興味のあるものを取り上げて記事を書くのはとても楽しかったし、それがたくさんの人に見てもらえているということが何よりも嬉しかったです。またいつか自分で記事を書いてみたいって思えるようになりました!
―上山 千夏さん
写真と文章の構成を考えることが難しかったです。私はこんなにも多くの人に見ていただける記事を書くことが初めてでした。どのような写真を撮影するか、文章をどのような言い回しにするかを考え、人に興味を持ってもらえるような記事を書くのに四苦八苦しましたが、非常に良い経験になったと感じています。
―矢野 由理さん
記事を書くという貴重な体験ができて楽しかったです。思っていたよりも記事を書くのは大変で、実際に足を運んだり交渉したり思っていたよりも難しかったです。その分、記事を書く上で訪れた場所がステキなとこだと新しい発見ができたと嬉しくなります。楽しく記事が書けて良い経験ができました。
―企業連携プログラムに期待するものは?
芝野:学生さんの書いた記事は、私と先生の方で校正してから掲載しています。2年間で数十本の記事をチェックしましたが、文章力が非常に高く、扱うテーマに対する熱意を感じます。 ただ、「読ませること」を意識した文章にするためにはさらに訓練が必要ではないかと思います。今の学生さんが社会に出て、活躍するころにはもっともっと通信・コミュニケーション技術が発達しているかもしれませんが、日本語が消滅しているとは考えにくいですからね(笑)。
どうすれば注目を浴びるか、ビュー数を伸ばせるか、我々と一緒に考えていける授業にしていきたいと思っています。
―ありがとうございました。引き続きKYOTO CMEXポータルサイトは、京都発のコンテンツイベント等の情報を発信していきますのでどうぞよろしくお願いします!
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