ついに鶴丸がやってくる!聖地・藤森神社での太刀「鶴丸」(写し)の奉納・展示がまもなくスタート!
名だたる刀剣を刀剣男士として本丸に顕現させ、育み愛でるゲーム『刀剣乱舞-ONLINE-』。
原作のゲームはもちろん、アニメ・舞台・ミュージカルと派生し、その勢いはとどまるところを知りません!そして、この作品がきっかけで日本刀そのものにも注目が集まっています。
京都市伏見区にある藤森神社は、刀剣乱舞に登場する「鶴丸国永」に縁のある場所。なんとこの藤森神社に、太刀「鶴丸」の写しが奉納・展示されることになりました!
「鶴丸」は、平安時代の刀工・国永により作られた日本刀で、現在は皇室の私有財産(御物)として宮内庁侍従職が管理をしています。北条貞時や織田信長、伊達家のもとを渡り歩いたとされるこの刀は、一時、藤森神社の5月の神事で使われていたと言われています。
そんな藤森神社、最近では刀剣乱舞ファンにとって「鶴丸国永」の聖地としても親しまれています。
今回の太刀「鶴丸」(写し)の奉納・展示のきっかけとなったのは、2016年の紫陽花まつり。
『紫陽花の宮』として知られ、初夏には美しい紫陽花を見ることができる藤森神社では、紫陽花の時期に様々な行事が行われますが、その行事に居合道の奉納で参加されている京都居合道会のご紹介で出会われたのが、刀匠・藤安将平さん。藤安さんは、古刀の研究をなさっていて、この時既に「鶴丸」の写しの制作に取り掛かられていたそうです。完成した際にはぜひ藤森神社に奉納してほしい、という神社側の要望が叶う形で、この太刀「鶴丸」(写し)が奉納・展示される運びとなりました。
太刀「鶴丸」の写しの制作にあたられた藤安さんは、「鶴丸」の木型と押し型を所持されていて、普段なかなかお目にかかることができない御物の「鶴丸」が展示される際には、足を運び実物を見て研究し、今回写し刀を完成させたそうです。
一足先に、完成した太刀「鶴丸」(写し)をご覧になられた藤森神社の宮司・藤森さんは「とても綺麗だった」と感動していらっしゃいました。
そんな貴重な太刀「鶴丸」(写し)は、1月16日(火)に本殿で行われる奉納奉告祭にて刀匠・藤安さんから奉納され、その後1月20日(土)から約1年間藤森神社の宝物殿にて展示されます。制作の際に使われた木型や押し型も展示なさるということです。今回の「鶴丸」誕生の歩みも感じられそうですね!そして奉納奉告祭では、太刀「鶴丸」(写し)の奉納のきっかけとなった京都居合道会による奉納演武も行われます。どなたでもご覧いただけます。また、宝物殿での展示は入場無料。「鶴丸」の持つ美しさを、ぜひ体感してください!
ちなみに、藤森神社にはたくさんの「鶴丸国永」グッズが!
これらはすべて、お参りに来られた鶴丸ファンの皆様からお寄せいただいたものだそうです。中には、海外限定発売のグッズも!これは、海外から来られたファンの方が持ち寄られたものだとか。
様々なご縁によって実現した今回の太刀「鶴丸」(写し)の奉納・展示。「鶴丸国永」への愛を感じられる機会にもなりそうです!
奉納奉告祭
日 時 | 平成30年1月16日(水)15時30分より |
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場 所 | 藤森神社本殿 |
その他 | 祭典の中で京都居合道会の方々による奉納演武が有ります。祭典の見学は自由。尚、当日の展示はありません。 |
公開展示ついて
期 間 | 平成30年1月20日(土)~ <約一年間> 但し、5月5日は藤森祭のため休館 |
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時 間 | 9時~17時 ※入館は16時45分まで |
場 所 | 藤森神社 宝物殿 |
拝観料 | 無料 |
その他 | 館内は禁煙並びに撮影禁止 ※展示準備のため平成30年1月17日・18日・19日の3日間、宝物殿は休館 |
藤森神社HP | http://www.fujinomorijinjya.or.jp/ |
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