【推し活で京都遠征】推しと一緒にぬい撮り・買い物・観光を1日でやりたい!京都がオタクに優しい街なのか検証

「京都や関西で推しの現場が決まった」や、「ロームシアター京都でライブがある!」というとき、その前後に京都に寄ろうかなと考える方は多いのではないでしょうか? 実際、大阪と京都はJR線で30分ほどの距離にあります。ただ、推しのライブで1日を使うことを考えることに加え、大きな荷物を持ったままで観光するのは大変です。
ということで、この記事では「京都は本当に推し活に優しい街なのか?」ということを軸に、遠方から来た方が安心して推しグッズと京都を回った後、次の目的地に向かえるかを検証していきます。京都在住の筆者が、できるだけ辛口で評価します。
途中、京都の推しのグッズと絶対一緒に写真を撮りたいスポットなどもたくさんご紹介するので、ぜひ最後まで見ていってください!(情報は2026年9月1日のものです)
ロッカーは争奪戦?

荷物を持って京都に到着したら、まずは引っ張っているキャリーケースをロッカーに入れたいところだと思います。京都の玄関口、京都駅は、新幹線(JR東海)、JR線(JR西日本)、近鉄線、地下鉄線の4社が乗り入れる駅で、巨大なターミナルです。
実際に現地で検証してみました。検証したのが観光シーズンではない9月上旬の平日なので、期間によって差はあると思いますが、スーツケースが入る大きめのロッカーから先に埋まっていた印象でした。改札から遠いものほど空きがありますが、慣れていなければ迷うかな……と感じます。とはいえ、全く空きがなくて困ったという事態にはなりませんでした。実際は時期によってかなり変動すると思うので、参考程度にしてください。

緑ランプがついているものは空き
京都駅のロッカーに入れ損ねても、地下鉄各駅に数は限られていますがロッカーが用意されています。後述する一日乗車券などを買った場合、運賃をあまり気にする必要がないので、少しだけ地下鉄に乗って他の駅に行くのも手です。
京都の地下鉄の駅にも、コインロッカーが設置されています。特に、繁華街ではないエリアのにあるものは比較的空きがあるかもしれません。移動時間に余裕がある、という方はこちらも検討してみてください。詳細は京都市交通局のページに、ロッカーの数や設置場所などが書いてあるので参考にしてください。
京都駅の空きロッカーの状態は、京都市観光協会が運営するこちらのページから確認できます。
ということで、荷物の預けやすさに関しては50点です。合格とは言い難いですね。
京都の公共交通って実際どうなの?

次に気になるのは、京都市内を快適に移動できるか。京都市内の移動は地下鉄かバスが中心になりますが、実は郊外の観光地に行こうと思うほどバスが中心になります。というのも、京都の地下鉄は東西方向と南北方向の2路線しかなく、斜め方向を全くカバーできていないんです。
バスは行き先が複雑なのに加えて、本数が少ない系統も多く、車内が混みあいます。複雑なバス路線に京都に初めて来た方が混乱するのも無理ありません。ですので、この記事ではできるだけバスの利用を避けながら楽しめる方法を考えていきたいと思います。

京都市営地下鉄は初乗り運賃が高いことで有名(220円)ですが、地下鉄一日乗車券(800円)があるので、交通費に関しては上限があり安心できますね(市バスにも乗りたい場合、1,100円で地下鉄・バス一日券があります)。その他の私鉄、京阪や阪急、嵐電などが著名な観光地をカバーしています。ちなみに、京都市営地下鉄はクレジットカード乗車に対応していないので、注意してください。
なお、タクシーは、少々値が張りますが、大きな通りに出るとかなり流れていることが多いです。また、京都はUberやGOといった配車アプリの対象エリアなので、そういった意味でも安心かもしれません。
ということで、移動・交通の面では、バスが使いづらいことから減点して、65点といったところでしょうか。かろうじて合格だと思います。
オタク系ショップの充実具合は?

チェーン店系のアニメショップだと、全国どこでも品ぞろえは変わらないものの、せっかくならその土地の店に寄っていきたくなると思います。また、中古系のショップの場合、一期一会の出会いを期待して旅先の店に飛び込んでみたくなりますよね。
京都のオタク系ショップは、基本的に「新京極商店街・寺町商店街」というエリアに固まって存在しています。商店街の中にはアーケードがあるため、雨の日でも安心で、店舗同士の距離が近く、長い距離を歩かなくても短時間で回りやすいです!

このエリアにはアニメイトやメロンブックス、中古系のお店で言うとらしんばんや駿河屋、まんだらけ、ブックオフなどが点在してるのが魅力です。どの店も売り場面積は広めで、近くにギュッとまとまっているのがほんとうにありがたいです。お店ごとに特徴もあり、様々なジャンルに関して非常に品ぞろえが充実していると思います。
KYOTO CMEXでは別の記事で京都のアニメショップについて詳しくまとめているので、詳しくは関連記事を確認してください! 関連記事:【2026年版】京都現地民オタクが教える! 京都に来たら絶対行きたいアニメ・マンガ・サブカル系ショップを詳しく紹介!
ということで、オタク系ショップの充実具合としては、近くに色々な店がまとまっている点や、広い店が多いことから、90点にしておきます。
無料で写真を撮れるロケーションを探す!
せっかく京都に来たら、持ってきたアクリルスタンドやぬいぐるみと写真を撮りたいですよね。
京都には清水寺や金閣寺など、入場料を支払えば入れる素晴らしいロケーションがたくさんあります。ただ、今回は公共の場所で、さらに、他の目的地にも移動しやすいよう、できるだけ市内中心部から離れないような場所を選びました。
京都らしい写真を撮れる場所を探し、ご紹介していきたいと思います。浮いたお金をグッズに回せて経済的(?)ですね。
京都駅烏丸口・駅ビル

京都駅に到着したらまず撮りたい場所。京都駅には南北に出口が二つあって、有名なのは駅北側にあるこちらの烏丸口です。駅ビルの建築もガラス張りの吹き抜けと大天井が大変美しく、写真映えします。
時間に余裕がある方は、大階段の先にある駅ビルの最上階や空中通路(無料で入れます)にもぜひ足を伸ばしてみてください。京都の街を一望できるスポットなのにもかかわらず、あまり知られていないからか、空いている印象です。条件が良ければ大阪まで望めます。

筆者的には、アニメ『俺ガイル』の修学旅行編で、駅ビルの屋上に主人公の比企谷八幡がのぼっていたのを見て、ここを選ぶとは渋いな……と思いました。
アクセス:50/50点 ロケーション:40点/50点 =90点
「鴨川等間隔の法則」三条通~四条通付近の鴨川沿い

鴨川という名前を、一度は聞いたことがある方も多いと思います。歴史の教科書で見た、白川上皇が思い通りにならないものとして挙げたもののひとつが、この鴨川の流れです。鴨川は京都を南北に貫くように流れており、三条大橋~四条大橋の間は交通機関からのアクセスも良く、非常に多くの観光客でにぎわいます。
個人的には、夜が幻想的な雰囲気になっておすすめ。とくに三条大橋は歴史的にも東海道の終点で、様々なドラマが繰り広げられた場所でもあります。夏季には、川沿いの飲食店に「納涼床」と呼ばれる席が設けられ、鴨川を眺めながら食事を楽しめますよ。

ちなみに、もう少し北に行けば、「鴨川デルタ」と呼ばれる、多くのアニメの聖地になっている場所があります。三条大橋~四条大橋からだと京阪電車ですぐ(天気が良ければ歩くのもいいと思います)ですので、時間がある方は足を伸ばしてみるのもおすすめ。
アクセス:40点/50点 ロケーション:40点/50点 =80点
「巽橋」祇園付近

これぞ京都らしい風景がエリア一帯に広がっています。付近の道路は石畳が敷かれ、白川という小さな川沿いに町家風のお店が立ち並んでいます。なかでも白川に架かる「巽橋」は、ドラマの撮影地にもよく使われる観光地で(逆にアニメでの例が少ないかもしれません)、とても風情があります。春は桜が並んでとても綺麗ですが、それ以外の時期でも柳の葉がゆれていて、季節ごとに違う表情が楽しめます。
巽橋からもう少し足を伸ばせば、京都屈指の観光地の一つで、伝統のある神社、八坂神社に至ります。途中には花見小路と呼ばれる舞妓さんが行き交う通りや、商店街もあり、祇園一帯を推しと散策できるのも魅力です。ただし、花見小路周辺には私道や撮影を控えるよう案内されている場所もあるため、現地の表示を確認しながら楽しんでください。
アクセス:30/50点 ロケーション:50点/50点 =80点
新幹線やヤコバまでまだ時間が! 座れる場所でライブ後の「感想戦」をしたい。

京都駅の裏側(八条口)新幹線や一部の夜行バスはこちら側です
東京行きのぞみの終電が21時40分ごろ、博多行きのぞみの終電は21時10分ごろです。夜行バスだともっと遅い時間まで京都に滞在できますね。夜の時間に余裕があれば、ライブの感想や撮った写真などを語り合う時間も取りたいところではないでしょうか?
幸い、京都にあるコンサート会場は、最初にも述べた「ロームシアター京都」や、木屋町付近に点在する小さなライブハウスのハコなど、ほかの都市に比べて中心部に固まっており(もちろん大きさ的な面では敵いませんが)、移動が大変ということはないように感じます。
24時間営業のカラオケは三条河原町~四条河原町に多い。京都駅近辺も○

落ち着いた空間で推しについて語り合うには、歌も歌えるカラオケがとても便利ですよね。実は、京都の繁華街三条河原町~四条河原町のエリアは、多くのカラオケチェーン店が軒を連ねているエリアです。多数のチェーン店が立ち並び、室料も比較的安めで、ソフトドリンク飲み放題が付いている店もあります。
「繁華街のカラオケなんて混んでるんじゃないの」と思う方も多いと思いますが、店を選ばなければ結構な確率で入ることができますよ。注意点としては、このエリアは京都駅に電車で直通していません。公共交通機関を使って20分ほどかかるので、少し時間に余裕を持つ必要があります。

京都駅周辺のカラオケは河原町エリアほどではありませんが、充実していると思います。カラオケは座ってゆっくりできるだけでなく、スマホの充電ができたり、グッズの開封ができたり、食べ物の持ち込みがOKなお店があるのも嬉しいポイント。
ということで、夜の充実度は、70点で合格です。
まとめ

今回は、荷物、交通、ショップ、写真撮影、夜の過ごし方から、京都の推し活のしやすさを検証しました。京都駅のロッカーや混雑するバスなど、事前に調べておきたい点はあります。一方、新京極・寺町商店街周辺にはオタク系ショップが集まり、鴨川や祇園など、推しグッズと京都らしい写真を撮れる場所も豊富です。さらに、ライブ後も繁華街周辺のカラオケなどで感想戦を楽しめます。
| 荷物の預けやすさ | 50点 |
| 移動・交通 | 65点 |
| オタク系ショップ | 90点 |
| 写真の撮りやすさ・映え | 85点 |
| 夜の過ごしやすさ | 70点 |
以上を踏まえ、京都の「推し活に優しい街」度は、以上の5項目を平均して72点とします!
京都は、地下鉄だけですべての場所へ移動できるわけではなく、観光シーズンにはロッカーやバスが混雑することもあります。そのため、何も調べずに訪れても快適に回れる街とは言い切れません。しかし、荷物の預け先と帰りの時間を確認し、河原町や京都駅を中心にルートを組めば、お店巡り、写真撮影、ライブ後の感想戦まで十分に楽しめます。特に、街の風景そのものを推しとの思い出にできることは、京都で推し活をする大きな魅力です。
関西で推しの現場が決まったときは、ぜひ少し時間をつくって京都にも立ち寄ってみてください。大切な推しグッズと一緒に、京都で思い出を作って帰ってください!


