- Home
- 京都フィルムメーカーズラボ
京都フィルムメーカーズラボ
合宿形式で時代劇制作にチャレンジ!

2025年12月に今年で18回目となる「京都フィルムメーカーズラボ」の開催が決定しました。本プログラムは京都ヒストリカ国際映画祭(KHIFF)の若手育成プログラムとして国内外の映像制作に携わる若い才能が集い、一流監督・映画人の指導・サポートを受けながら、京都の撮影所で時代劇の短編映画製作や映画関係者との交流を行います。
現在、東映京都撮影所、松竹撮影所で短編時代劇作品を製作する「ハンズオン時代劇」と2015年から東京国際映画祭と連携し、東京国際映画祭の審査員を招聘してのシンポジウムや、殺陣講座などが好評の「マスターズセッション」の2コースで参加者の募集を行っておりますので、ご興味のある方はぜひご応募ください。
詳しくはこちらをぜひご覧ください。
※「京都フィルムメーカーズラボ」の応募締切は10月27日(月)です。参加を希望されている方はお早めにご応募ください。
<プログラム内容>
■ハンズオン時代劇
応募、審査を経て合格した20名の若手映画制作者が、東映京都撮影所、松竹撮影所のオープンセットを使い、3分程度の短編時代劇作品を製作します。時代劇セット、美術、照明、衣裳など本編映画と同じ施設・道具を使用し、京都伝統の本格的時代劇の制作を体験することができます。
■マスターズセッション
映像ビジネスのキーパーソンを集めて、これからの映画を語り合い、気づきを共有するレクチャープログラムです。具体的には、東京国際映画祭にあわせて来日する審査員や、ヴェネチア・ビエンナーレの映画部門が実施している、新人映画監督育成のためのプログラム、ビエンナーレ・カレッジ・シネマの講師によるレクチャーを提供しています。また、東映剣会による、殺陣講座も人気の講座の一つです。
開催にあたり
京都フィルムメーカーズラボは、京都ヒストリカ国際映画祭(KHIFF)の若手育成プログラムです。国内外の映像制作に携わる若い才能が集い、ともに一流監督・映画人の指導・サポートを受けながら、時代劇製作の豊かな歴史を今も受け継ぐ京都の撮影所で、実際に時代劇の短編映画製作を体験し、映画関係者と交流するワークショップです。今年で17回目を迎える京都フィルムメーカーズラボですが、これまで、世界113カ国から2,220名の応募がありました。そして、世界51カ国、498名の若手作家が参加し、お互いの文化や習慣を超えてコラボレーションを行いました。
また、東京国際映画祭やビエンナーレ・カレッジ・シネマ(*1)との共催によって開催されるレクチャープログラム「マスターズ・セッション」では、国内外の多彩なゲストが、世界が求める才能や各映画祭へのアプローチの方法をレクチャーするなど、具体的なステップアップのヒントを提供してきました。参加者たちは、お互い切磋琢磨しながら、ワークショップ終了後も交流を続け、様々な作品やプロジェクトでコラボレーションを展開しています。
今年も新型コロナウイルス感染拡大の状況は予断を許さない状況ですが、安全を確保しながら充実したプログラムになるよう調整中です。皆さんからのたくさんのご応募をお待ちしております。
*1 ビエンナーレ・カレッジ・シネマとは、ヴェネチア・ビエンナーレが、小さな規模の製作を通して実施する、新人映画監督を育成するプログラムです。ここで製作された長編作品とVRプロジェクトの作品は、翌年のヴェネチア国際映画祭でワールドプレミア上映されることになっています。マスターズ・セッションでは、ビエンナーレ・カレッジ・シネマに応募する際、どのように提出すべきかを学ぶことができます。
イベント名 | 京都フィルムメーカーズラボ(Kyoto Filmmakers Lab) |
---|---|
開催期間 | 2025.12.2(火)-7(日) |
会場(予定) | 東映京都撮影所、松竹撮影所、京都文化博物館 等 |
公式サイト | https://www.kyotofilmmakerslab.com/ja/ |