以下、プレスリリースの内容を掲載しています。
『水没オシマイ都市』は、水没してしまった都市に散らばる「遺伝子のカケラ」を探し出し、海上の「軌道エレベーター」へ運んでいくVRコンテンツです。ゲームステージは『OpenStreetMap』(http://openstreetmap.org)を参照し、現実の地図情報からマップを生成する独自技術『shimadasystem』(https://shimadasystem.com/シマダシステムとは)を使用しています。
このゲームを体験した多くの人が、海の中を自由に泳ぐリアリティを実感しています。
最初のバージョンは2014年9月の東京ゲームショウで披露しました。その後、バージョンアップを重ねつつ、第14回ジオメディアサミット、ビットサミット2015、東京ゲームショウ2015、ビットサミット2017等々の展示会に出展しました。
こうした展示会での体験者の意見や感想をコツコツとフィードバックしながら『水没都市』は進化してきました。
今回のBITSUMMIT VOL.6に出展する作品は『水没オシマイ都市』です。長く慣れ親しんできた作品タイトルを思い切って変更しています。これには2つの理由があります。
『水没オシマイ都市』では、初期から目標としていたマルチプレイをついに実装しました。複数のプレイヤーが同じ海に同時に潜ることが出来ます。海中ならではの制限されたコミュニケーション環境で、「遺伝子のカケラ」を巡り様々なドラマが発生します。これによってゲーム性は大きく進化しました。「映画『レディプレイヤー1』に空想として描かれたオアシスがもう現実になった!」と大絶賛レビューがあったことを紹介します。
つまり、オシマイ=姉妹=brotherfood(兄弟愛)という訳です。
もうひとつの理由は、足掛け5年にも及んだ『水没都市』プロジェクトの性質を見極めようというものです。
本作品の開発は有志のメンバーで行っています。本業の多忙を理由に、何度か開発は停滞しています。日曜大工的に個人の趣味としてゲームを作っていく事は楽しかったのですが、今回のバージョンの手応えから、ゲームの完成と頒布を本格的に検討する時期だと判断しました。
つまり、『水没都市』開発バージョンの展示はこれでもうおしまいです!
今回の展示では、2組のVIVE BEとPCをご用意しています。まずは開発者が驚いた「海の中に誰かいる!?」からはじまる予想外のドラマを、ぜひこの機会にご体験ください。
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