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ノンバーバルパフォーマンス『ギア-GEAR-』がロングラン1900回公演突破 10月には2000回突破が視野に【KYOTO CMEX パートナーイベント】
今年の4月に京都での公演が6年目に突入し、さらに7月には100席限定という小劇場(アートコンプレックス1928)での公演にも関わらず、観客動員数14万人を突破したパフォーマンスがあります。”言葉に頼らない”ことを意味するノンバーバルのパフォーマンスが『ギア-GEAR-(以下、ギア)』です。7月24日、ギア事務局は同日の14:00公演をもって京都での公演回数が1900回に到達したことを発表しました。2012年に公演開始時には、遥かかなたの数字であった2000回の公演達成も間近となっています。『ギア-GEAR-』の担当者に取材したところ、2000回突破の時期については「10月6日14時公演を予定しております」とのこと。2000回公演が見たいのであれば、10月6日14時の公演を狙い撃ちするしかないですね。
感謝!京都ロングラン1900回公演突破!
http://www.gear.ac/press/news/20170724_3204872/
感謝!本日7月24日(月)14:00公演をもちまして『ギア』は京都ロングラン1900回公演を突破いたしました!
https://www.instagram.com/p/BW7mJQRgFFz/
林海象監督作品 京都の感動エンターテイメント ギア プロモーションビデオ
ギアは大きさ・形・色の異なる歯車が噛み合い、大きなうねりを生み出す日本独特の和の文化である「調和」をテーマとしたパフォーマンスです。セリフを一切使わずに、CG投影の最新映像技術であるプロジェクションマッピング、最大1600万色のレーザー光線による演出、遠隔操作で自在に色を変えるLEDドレスなどと連動したパフォーマンスが最大の特徴です。キャストには世界大会優勝のブレイクダンサー、世界大会金メダリストのパントマイム俳優、日本記録保持者のジャグラー、各種メディアで話題のマジシャンなどが名を連ねます。スチームパンク調のリアルな舞台セットやセリフがないことが強みとなり、日本語がわからない外国人観光客でも楽しめる構成になっています。
トリップアドバイザーが毎年選出する「外国人に人気の観光スポット」では、2015年に19位、2016年に28位にランクイン。今年は残念ながら圏外となってしまいました。この点についてどう分析しているのか『ギア-GEAR-』の担当者に訊ねてみると、「”外国人に人気の観光スポット”としてテレビで取り上げられる機会も多く、 それをご覧になられた日本の方の来場が増えました。100席限定の会場の為、連日日本のお客様で満席の公演が増えた(海外のお客様が席を取りたくてもチケットがない状態が続いた)ことも多少影響しているかと思います。今夏より海外のお客様もチケットを購入しやすいように一部の席を確保しておりますので、これから海外のお客さまが増えた際に、どのように評価いただくか動向を見ていきたいと思っています」とのこと。
外国人観光客という点では、同じく京都市内の『サムライ剣舞シアター』も有名です。こちらは「外国人に人気の観光スポットランキング」で2015年に8位、2016年に5位、2017年は15位と3年連続してランキング入りしています。”外国人観光客をターゲットにしたエンターテイメント”という点でかぶるところが多々ある『サムライ剣舞シアター』に対してライバル意識などあったりするのか聞いてみると、「ライバル意識というのは特になく、サムライ剣舞シアターのみならず、関東でもいくつか外国の方が楽しめるノンバーバル作品などのコンテンツがようやく始まりました。こうして、海外の方が楽しめるコンテンツが増えていくことによりマーケット自体が活性化していくことを期待しています」と語ってくれました。
2020年の東京オリンピックを前に、外国人観光客はますます増加していくものとみられています。外国人観光客の増加によるバス混雑の問題も表面化した京都という街には新旧の日本文化が密集しています。今後も京都から新しい形の”外国人観光客をターゲットにしたエンターテイメント”は発信されていくことでしょう。『ギア-GEAR-』のロングラン公演は勿論ですが、違った形で日本の魅力をアピールしてくれる新しいエンターテイメントの登場にも期待したいところです。
ギアあらすじ
人の心が起こす、再生の奇跡
人間型ロボット「ロボロイド」が働き続ける、忘れ去られた古い元おもちゃ工場。人間が去った今も働き続けるロボロイドたちの前に、かつてこの工場で作られていたおもちゃの人形「ドール」が現れる。「ロボロイド」は、異物に対する解析機能を通じて、「ドール」と触れ合い「ドール」が持つ不思議な力により、思わぬ能力を発揮する。一方、ドールは「ロボロイド」たちとの「遊び」を通じて、少しずつ人間に近づいていく。そんな楽しそうな時間もつかの間、あることをきっかけに工場が大暴走を起こしてしまう。そして……。
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Photo by Takako Kishi
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