特定非営利活動法人神道国際学会では、平成30年10月27日(土)に、第18回国際神道シンポジウム『アニメのカミ』をキャンパスプラザ京都にて開催いたします。
日本の伝統文化集積の地の京都で、世界に対して発信力のある現代日本ポップカルチャーの柱のひとつであるアニメについて、内外からの研究者を講師に招いて、存分に討議してもらい、日本文化が世界に与える影響の現状と今後を明らかにします(講義やディスカッションは、すべて日本語で行われます)。
日時 |
平成30年10月27日(土)15:00~18:00(開場14:45) |
会場 |
キャンパスプラザ京都 4階 第2講義室 (〒600-8216 京都市下京区西洞院通塩小路下る東塩小路町939) |
講師 |
Jolyon Thomas(ジョリオン・トーマス)
(米国ペンシルベニア大学宗教学部助教授)
アメリカ・アイオワ州生まれ。グリンネル大学、ハワイ大学大学院、プリンストン大学大学院を経てウィスコンシン大学でポスドク。ペンシルベニア大学東アジア研究室助教授を経て2017年からは宗教学部助教授。近代日本における信教の自由、政治と宗教の関わりをテーマに研究を重ねるとともに、日本のポップカルチャーにも注目。日本のアニメと宗教の絡みあいを研究し教鞭を執る。
Alexander Campbell Bennett(アレキサンダー・ベネット)
(関西大学国際部教授)
ニュージーランド・クライストチャーチ出身。1987年に交換留学生として来日し剣道と出会う。カンタベリー大学文学士、同大学文学修士課程、2001年に京都大学大学院人間環・境学科博士課程修了。2012年にカンタベリー大学博士課程言語文化研究科日本文化専攻を修了しPh.D.を取得。国際日本文化研究センター助手、帝京大学文学部日本文化学科専任講師、関西大学国際部准教授を経て、2015年より同教授。神道国際学会理事、全日本剣道連盟国際委員、国際なぎなた連盟副会長、日本武道学会理事などを務めるかたわら、外国人向けの武道専門書を多数出版。『日本人の知らない武士道』(文春新書、2013年)、『Hagakure: The Spirit of the Samurai』(Tuttle,2015)『Kendo: Culture of the Sword』(University of California Press, 2016)など著書多数。
奥野卓司(おくの たくじ)
(関西学院大学先端社会研究所長、公益財団法人山階鳥類研究所長)
京都市出身。京都工芸繊維大学・同大学院に学び、イリノイ大学、甲南大学、国際日本文化研究センター等を経て関西学院大学社会学部教授。2017年からは公益財団法人山階鳥類研究所の所長も務め、野鳥、飼鳥の先端的な研究、保存の業務をより深め、文理融合での総合的な「とり学」の構築を目指す。生物学の修得から文化人類学・社会学の研究を重ね、江戸文化からクールジャパンまで、鳥類からデジタルコンテンツまでと幅広い見識を持つ。 |
内容 |
①講演
- 1.「重ねられる画像:アニメ技術と宗教意識」ジョリオン・トーマス
- 2.「アニメと武道:ポップカルチャーと伝統文化のクロスオーバーについて」
アレキサンダー・ベネット
- 3.「アニメ、アニマル、アニミズム:鳥獣戯画から火の鳥への日本文化誌」奥野卓司
② パネルディスカッション
- 上記3名の講演者に加えて、内外の識者がディスカッションを展開
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定員 |
250名(聴講無料・事前登録制) |
お申込み |
聴講ご希望の方は、「第18回国際神道シンポジウム聴講希望」と明記の上、
①聴講者氏名(同行者がある場合は全員の氏名)
②会員番号(本学会会員の場合)
③連絡先電話番号
④聴講票送付先住所(メール送信を希望の場合は、メールアドレス)
を添えて、メール、ファックスまたは郵便にてお申込みください。(送付先は下記)
お申込みいただいた方には10月中旬より聴講票を発送します。
※お電話でのお申込みは受け付けておりませんので、ご注意ください。
※定員に達し次第、締め切らせていただきます。締め切りに関しては公式ホームページ等でご確認ください。
※ファックスでのお申込みではアルファベット・数字等が読み取りにくい場合があります。なるべく大きめの文字ではっきりとお書きいただきますよう、ご協力をお願いいたします。
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お問合せ |
特定非営利活動法人神道国際学会 事務局
〒158-0096 東京都世田谷区玉川台2-1-15 ベスト用賀 2F
Mail: info@shinto.org
Fax: 03-6805-7769
TEL: 03-6805-7729 |
主催 |
特定非営利活動法人神道国際学会 |
後援 |
京都市 |
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