京都創造ゲームジャムに行ってきた! 熱気あふれる開発現場に潜入! 〜学生ライター 山口輝の体験記(2)〜
- 2025/1/7
- ゲーム, ゲーム, ニュース, 京都ゲームクリエーターズジャム, 企画
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今回は京都創造ゲームジャムの記事、第2弾です!
京都創造ゲームジャム会場の様子
ゲームジャムとは、ゲーム開発者が集まり、短期間でゲームを制作するイベント。今回潜入した京都創造ゲームジャムは、社会課題の解決を目的としたゲームを開発するという、一風変わったゲームジャムです。
アイデアが書かれた付箋が窓に貼られている様子
窓にはびっしりと、各グループが出したであろうアイデアやキーワードが書かれた付箋が貼られていました。 環境問題からメディアリテラシーの問題まで、様々な社会課題に対する斬新なアイデアが並んでおり、参加者たちの熱意が伝わってきます。
ここで、今回の京都創造ゲームジャムの運営に携わった石川さんにお話を伺いました!
インタビューのオフショット(左:山口学生 右:石川氏)
ライター:今回のゲームジャムのイベントについて教えてください。
石川さん:このイベントで扱うゲームは「シリアスゲーム」と呼ばれるジャンルで、エンターテイメント性を持ちつつも、社会問題への意識向上や教育などを目的としています。オランダなどヨーロッパ諸国をはじめ、世界各国で様々な取り組みが行われています。「ゲーミフィケーション」とも呼ばれ、ゲームが持つ人を惹きつける要素を活用することで、普段は敬遠されがちな社会問題や学習内容を、より楽しく、理解しやすく伝える効果が期待されています。
ライター:今回このイベントを開催するにあたって、狙いはありますか?
石川さん: このイベントでは、見ず知らずの人々が集まり、互いに刺激し合いながら新しい何かを生み出す場を提供したいと考えています。ゲーム開発という具体的なアウトプットを通して、参加者それぞれが新たな気づきを得て、日々の生活に変化が生まれるきっかけになれば嬉しいです。
ライター:最後に、参加者へのメッセージをお願いします。
石川さん: 日常を営んでいく上で、あまり新しいチャンスに触れる機会が無いなか、1日のルーティーンや現状を打破するのは難しいですよね。エネルギーを使い果たした後は下降するばかりでなく、それを振り払って、新しいことに挑戦してほしい。ゲームを開発した後、それが誰のためになるのか?というような新しい視点を持つことで、社会貢献への意識も高まると思っています。ぜひ、多くの人に参加してもらいたいですね。
経験は不要、誰でも参加できるこのイベント。石川さんの言葉に後押しされて、参加してみようと思う方もいるのではないでしょうか?
次回の最後の記事では、実際に開発された3つのゲームを詳しく紹介します。それぞれのゲームの概要や、開発中に直面した困難、そしてそれをどのように乗り越えたのかといった、開発チームの生の声をお届けします。ゲーム開発の現場で何が起こっているのか、その実情を少しでも理解していただけるような記事を目指しますので、お楽しみに!
詳しいイベント情報はホームページをご確認ください!
京都創造ゲームジャム
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