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約5万冊が自由に読める! 京都人が紹介する【京都国際マンガミュージアム】の楽しみ方と見どころガイド

「京都に遊びに行くことが決まった!」となっても、実際に旅行プランを立てるのは迷いませんか? 寺社仏閣巡りや食べ歩き、カフェ、博物館など、京都には魅力的なスポットが多く、どこへ行こうか悩んでしまいますよね。

「定番の観光地を巡るのも楽しいけれど、少し落ち着いた場所でゆっくり過ごしたい!」そんなときに候補に入れたいのが、烏丸御池にある「京都国際マンガミュージアム」です。

館内には多くのマンガ資料が所蔵されており、その一部は実際に手に取って読むことができます。さらに、マンガの歴史を学べる展示や、紙芝居、似顔絵などの体験コーナーもあり、読むだけではない楽しみ方ができるのも魅力。

今回は、実際に京都国際マンガミュージアムを訪れて感じた見どころや、おすすめの楽しみ方を紹介します。マンガ好きでも、あまりマンガに触れたことがない方でも、きっと時間を忘れて楽しめるはずです。

開架書架には約5万冊! まずは気になるマンガをチェック

京都国際マンガミュージアムの最大の特徴は、なんといっても膨大なマンガコレクションです。館内には約30万点の資料が所蔵され、その中から約5万冊が自由に閲覧できる「マンガの壁」は圧巻です。

建物の壁一面に天井までズラリとマンガ本が並ぶ様子は、まるで巨大な書庫に入り込んだかのようです。少年マンガ、少女マンガ、青年マンガ、さらには海外作品まで幅広く揃っており、世代やジャンルを問わず楽しめます。筆者が館内を探検していると、好きなマンガのフランス語訳版があることをここで初めて知り、驚きました。

ちなみに、マンガミュージアムが所蔵しているマンガ本をインターネットから検索することも可能です。現地に行く前に、お目当てのマンガがあるかどうか確かめてみてください。蔵書検索はこちらから。

読書スペースは自由。天気のいい日は屋外でもOK!

マンガの壁から取り出した本は、館内で自由に読むことができます。図書館のように、椅子に座ってゆっくり読書を楽しむことができます。しかし、せっかくマンガミュージアムに来たからには体験してほしいのが、屋外の人工芝の上でマンガを読む体験です。

建物の手前に広がる人工芝のスペースは、季節がいい時期だと風が通り抜けてとても気持ちがいいです。隣を通る烏丸通からは街の賑わいが微かに聞こえてきて、ここでしか味わえない雰囲気の中で読書をすることができます。

天気の悪い日はむしろマンガミュージアムがおすすめ!?

館内は人工芝のエリアを除いて屋内なので、雨の日でも安心です。京都旅行といえば寺社仏閣のような屋外での活動も多くなると思いますが、天候に左右されないのもマンガミュージアムのメリット。館内は空調も効いているので、夏の暑い季節でも快適に過ごすことができます。

また、館内に入ったところに、コインロッカーが設置されています。数に限りがありますが、荷物が多くてもここに預けてからミュージアム内を見て回ることができます。

常設のコーナーをチェック

昔懐かしい紙芝居を堪能。「えむえむ紙芝居」

マンガミュージアムでは、さまざまなイベントが日々開催されています。この日お邪魔したのは、「えむえむ紙芝居」のコーナー。プロの紙芝居師の方が、マイクを使わずに紙芝居を口演してくれます。目の前で繰り広げられる紙芝居は大迫力で、お客さん参加型でショーが進められます。

筆者は世代ではないのですが、このコーナーでは昭和の日本の公園でよく見られた光景を思い描くことができました。もちろん、現代風にアレンジされている部分もあり、どんな世代でも楽しめるよう工夫されています。

時間は1日2回、開館日の11時30分からと14時ちょうどから。所要時間はそれぞれ30分程度です。誰でも参加可能なので、時間が合えば、ぜひ体験してみてください。

自分が絵になる!? 「ニガオエコーナー」

その他にも、ニガオエのコーナーが開催中。こちらはプロのイラストレーターやマンガ家の方に自分の絵を描いてもらえる体験コーナーです。作家の方と話しながら、世界で一つだけの似顔絵を描いてもらうことができます。

人気コーナーなので、受付終了には要注意。開館日の10時から、先着順で受け付けが行われます。筆者は後で描いてもらおうと思っていたら、既にこの日の枠は埋まってしまっていました。

所要時間は1人の場合30分程度で、お値段は3,000円からになります。

ぜひ学んでほしい! マンガの歴史 

マンガの壁以外にも、ミュージアムに来たらぜひ見て帰ってほしいものがあります。普段私たちが読んでいるマンガについて詳しくなれるのも、マンガミュージアムの特徴のひとつ。

2階のスペースには『マンガって何?』と題された常設展示が行われています。ここでは、マンガの歴史から、メディアとしての特性まで、マンガに関する知識を、実際の作品や本を見ながら学ぶことができます。

さらに、期間ごとに企画展が開催されていたり、ミュージアムの持つマンガ本以外の資料(原画や作家の持ち物など)を展示するコーナーも設けられたりされています。2026年9月1日までは、企画展『わたしをすくう エッセイマンガの処方箋』が開催中。企画展は時期によって内容が変わるため、訪問前に公式サイトで最新情報を確認しておくと安心です。

好きな作品を読む時間はもちろん楽しいですが、マンガ文化を知る時間もミュージアムならではの魅力です。マンガ好きの方にとっては、むしろこの展示エリアこそじっくり見てほしいポイントだと感じます。

小学校の面影を残す建築を見る

そして、展示や本だけでなく、建物そのものにもぜひ注目してみてください。館内を探索していると、少し違和感を持つ人もいるかもしれません。「ミュージアム」なのに、建物の間取りが博物館らしくないんです。実は、マンガミュージアムは龍池(たついけ)小学校という、閉校になった小学校の校舎を活用しているんです。

古い校舎を壊さず、新しい文化施設として活用しているところにも、京都らしさを感じられるポイントのひとつ。伝統的な街並みやお寺などだけではなく、マンガミュージアムのような建物の使い方にも、京都の文化の面白さが表れていると思います。

マンガミュージアムに遊びに行きませんか

京都国際マンガミュージアムは、ただマンガをたくさん読めるだけの場所ではありません。約5万冊のマンガを自由に読める開架書架、マンガの歴史を学べる常設展示、紙芝居や似顔絵などの体験コーナー、そして小学校の面影を残すレトロな建物。さまざまな楽しみ方が詰まった、マンガ好きにはたまらないスポットです。

特に大人のマンガ好きにとっては、昔読んでいた作品に再会したり、これまで知らなかった作品に出会えたりするのが大きな魅力です。懐かしさと新しい発見が同時に味わえるので、気づけば予定よりも長く滞在してしまうかもしれません。

地下鉄烏丸線の烏丸御池駅から近く、雨の日でも快適に過ごせるので、旅行プランにも入れやすいです。マンガが好きな方はもちろん、落ち着いて観光を楽しみたいという方にもおすすめ。京都に遊びに来る予定がある方は、ぜひ京都国際マンガミュージアムを候補に入れてみてください。マンガに囲まれて過ごす時間は、きっと印象に残る思い出になるはずです。

京都国際マンガミュージアム

〒604-0846
京都市中京区烏丸通御池上ル (元龍池小学校)
TEL: 075-254-7414 FAX: 075-254-7424

開館時間 10:00~17:00(最終入館時刻: 16:30)
入館料 個人: 大人1200円 中高生400円 小学生200円
休館日 毎週水曜日(休祝日の場合は翌日)、年末年始、メンテナンス期間 ※休館日、開館時間は予告なく変更する場合がございますので、予めお問合せください。

ライター

雨森 / ame-mori

ライター

京都歴24年目。KYOTO CMEXの一員として、地元目線からのディープな情報を発信。写真も自分で撮っています。 I've been living in Kyoto for 24 years. As a member of KYOTO CMEX, I offer authentic information of local contents. Besides taking a photo is my hobby :D

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