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【第5回】「A 5th Of BitSummit」に出展した外国人開発者達に直撃インタビュー『Brave Earth: Prologue(ブレイブ・アース・プロローグ)』のKayinworksに聞いてみた
- 2017/6/20
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- BitSummit直撃インタビュー, Brave Earth: Prologue
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今回のインタビューは、「A 5th Of BitSummit(以下、ビットサミット)」に『Brave Earth: Prologue(ブレイブ・アース・プロローグ)』を出展したKayinworksのMichael “Kayin” O’Reilly(以下マイケル)氏へのインタビューです。
―自己紹介からお願いできますか?
マイケル:マイケル・”カイン”・オライリー、33才、ゲーム開発者です。『I Wanna be the Guy(アイ ワナ ビー ザ ガイ、通称アイワナ)』を作ったことで知られているかと思います。現在はニューヨークで新作の『Brave Earth: Prologue(ブレイブ・アース・プロローグ)』を完成させるため鋭意開発中です。
―どういった経緯でビットサミットに出展しようということになったのでしょうか?
マイケル:『Brave Earth: Prologue(ブレイブ・アース・プロローグ)』の日本向けリリースを担当しているDANGEN Entertainmentから日本に来て欲しいと言われたので来ることにしました。自分1人では日本に行こうなどという恐れ多い考えにはならなかったと思います。
―『悪魔城ドラキュラ』へのリスペクトを感じる『Brave Earth: Prologue(ブレイブ・アース・プロローグ)』を展示されましたが、日本のプレイヤーの反応はいかがでしたか?
マイケル:とても良かったですよ。試遊待ちの人が常に並んでましたし。私のゲームは限られた層にしかウケないだろうと思っていました。でも、そうした層のプレイヤー達は夢中になって遊んでくれました。プレイヤーが自分のゲームにハマっているのを自分の目で見れたことは素晴らしい経験でした。
―言葉の壁があったと思いますが、ブースに立ち寄った日本人プレイヤーたちとコミュニケーション出来ましたか?
マイケル:常に通訳がいたので問題ありませんでした。ほとんどの日本人プレイヤーは、私の英語での説明を理解出来る程度の英語力はあったように思えます。なんとかして意思の疎通を図ろうとしたのはそれはそれで楽しかったですね。何かを楽しむという行為そのものには言葉は不要なので、『Brave Earth: Prologue(ブレイブ・アース・プロローグ)』を楽しんでくれているプレイヤーの姿を見て私が何かを感じるということに通訳は不要でした。
―ビットサミットにはビジネス面での収穫はありましたか?
マイケル:特にありませんでした。そもそもそこがビットサミットに参加した目的ではありませんでした。ビジネス面での私のニーズは大体満たされていますから。しかし、メディアへの露出という面では素晴らしい成果があったと思います。メディアに取り上げてもらうことは重要ですからね。
―今回のビットサミットにおける最大の収穫は何だったのでしょうか?
マイケル:メディアの注目度でしょう。あと、五十嵐さん(『悪魔城ドラキュラ』の元プロデューサーで通称”IGA”こと五十嵐孝司氏のこと)が『Brave Earth: Prologue(ブレイブ・アース・プロローグ)』をプレイするのをこの目で見れるなんて信じられませんでした。『Brave Earth: Prologue(ブレイブ・アース・プロローグ)』を日本語にローカライズしてくれている人達と実際に会うことが出来たこともそうですね。ビットサミットに参加していなければ会うこともなかったでしょうから。
―京都の街を見て回ったりする時間はありましたか?
マイケル:京都に来る前に計画していたことで実際に実現出来たのはほんの一部でした。京都の『a-cho』というゲームセンターに遊びにいきたかったのですが、自分が予想していたほどの時間的余裕がなかったのでいけませんでした。残念です。それでも京都市内の寺院やお城を散策したりはしました。京都の名所全てを見ることは出来ませんでしたが、京都という街は文化と共生している都市だと感じました。
―今回のビットサミットで一番エキサイティングだった瞬間は?
マイケル:それはもうなんといっても五十嵐さんが『Brave Earth: Prologue(ブレイブ・アース・プロローグ)』をプレイしてくれたことです。
―来年のビットサミット2018にも参加予定でしょうか?
マイケル:来年はどうでしょうね。まだわかりません。披露できる新ネタがあればそれを理由に参加するかもしれません。いずれにせよ、今回のビットサミットが私にとっての最後のビットサミットとはならないでしょうね。
―ありがとうございました。
My translator Endo-san playing the game he translated. pic.twitter.com/ClxqjRhcZl
— Kayin (@KayinNasaki) 2017年5月21日
画像提供:Kayinworks
© Kayinworks
© DANGEN Entertainment 2016~2017
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