『コンテンツ都市 京都』を合言葉に市全体で盛り上がりを見せた京まふ2019
- 2020/9/19
- ニュース
- 2,046
2019年9月21日〜22日,「京都国際マンガ・アニメフェア2019」が開催されました。京まふ2019では,例年のみやこめっせ,京都国際マンガミュージアムに加え,新たに東映太秦映画村を特別会場として嵐電や京都市交通局ともコラボすることで京都市全体で盛り上がりを見せるイベントとなりました。また、『鬼滅の刃』とコラボすることで大きな話題にもなりました。
○京まふ×就職活動
京まふでは例年、担い手発掘・育成事業として企業とクリエイターとの繋がりを生み出す企画が行われています。マンガ出版社の編集部が会場でブースを構え、漫画家、出版社業界を目指すクリエイターが自分の作品を持ち込み、実際にプロの目線から評価してもらう機会を設ける「マンガ出張編集部」。マンガ、アニメ、ゲームへの関心が高い人が多く集まる京まふを利用して,京都に拠点を置くアニメ・ゲーム企業が就職説明会を行う「京都アニメ・ゲーム企業キャリアフォーラム」。また、京都国際漫画賞としてコンテストも行われ、世界の漫画家志望者が日本でのプロデビューをするための機会を作っています。さらに、2019年は新たに京都を題材にした小説やマンガを生み出すための「クリエイター向けセミナー」が開催されました。このように、コンテンツ都市としてコンテンツに関わる企業が数多くある京都だからこそできる、“企業とクリエイターの繋がり”を目的とした就職活動も京まふではメインイベントの1つとなっています。
(漫画出張編集部の様子)
○鬼滅の刃とのコラボ
京まふ2019では,「コンテンツ都市・京都」の認知度を高めるため東映太秦映画村を特別会場として、嵐電や京都市交通局も一体となりイベントを盛り上げました。映画村では,絶大な人気を誇る『鬼滅の刃』とのコラボを「鬼滅の刃京ノ御仕事」と題し,再現セットや電車のコラボ、地下鉄でのスタンプラリーが行われたり、同作品の声優によるトークショーが開催されました。たくさんのファンが駆けつけ、例年にも増して京まふ2019は話題となりました。
京まふ2019は『鬼滅の刃』の効果もあってか、総来場者数は前年度から約5000人増え,二日間合計で47,160人となりました。他ではなかなかない、京都ならではの企業との繋がりや話題の作品とコラボすることで、「コンテンツ都市・京都」をより感じられる京まふとなりました。
「KYOTO CMEX」ポータルサイトでは、マンガ・アニメ、映画・映像、ゲーム、クロスメディアの情報を発信する京都発のポータルメディアです。SNSをフォローして掲載情報をチェック!(情報募集)