2021年9月2日(木)・3日(金)に、日本最大級のインディーゲームの祭典「BitSummit THE 8th BIT」が京都市勧業館みやこめっせにて開催されます。
BitSummitでは、毎回多くのゲームファンが来場しゲームを楽しみます。しかし今回は新型コロナ感染症対策のため、現地参加できるのは関係者のみ。一般ユーザーは、オンラインでの参加となりました。
なお、会場のトークはYouTubeで、ゲームはSTEAMで、開発者とのトークはDiscordでお楽しみいただけます。
今回は、そんなBitSummit THE 8 BITの会場の様子をレポートします。
検温と手指の消毒をしてから会場に入ると、ずらりと各ゲームのスペースが並んでいます。なかなか圧巻の光景……!
会場の奥では、トークステージが設営されていました。ここでのトークはYouTubeにて生中継されます。
ステージの背景は金屏風。「こういうの京都らしいから、一度やってみたかった」なんて言葉もトークで飛び出していました。確かに、金屏風の前でのトークなんてなかなかやる機会がなさそうです。
また、ステージのとなりのTikTok特設ブースでは、ゲーム実況者さんである「わいわい」さんの14時間耐久実況が開催。
14時間の間にわいわいさんが紹介できたゲームのタイトル数に応じて、視聴者にNintendo Switch Liteをプレゼント。20タイトル紹介できたら8台プレゼントなのですが……さて、その結果はいかに!気になる結果は、TikTokの配信を見て確かめてくださいね。
Tik Tokの配信へのリンクは以下のとおりです。
モバイル→https://vt.tiktok.com/ZSJtD8GUj/
ライブ配信(PC)→https://tiktok.com/@bitsummit/live
さて、会場をぶらぶら歩いてみましょう。今回参加しているゲームは98タイトル。気になるゲームをいくつか遊んでみることにします。
まず気になったゲーム「浮世」。朱色賞<大賞>とビジュアルデザイン最優秀賞にノミネートされているゲームです。
「ウキヨ」という和風サイバーパンクなゲーム世界から現実に戻れなくなったプレイヤー。現実世界に戻るために、プレイヤーはウキヨの中を探索し、現実に戻る方法を探し始めますが……と、ここでチュートリアル終了!
ビジュアルも世界観も面白く、続きが気になる……!
続いて、シンプルなビジュアルが気になった「Inked: A Tale of Love」。ビジュアルデザイン最優秀賞にノミネートされているのも納得の美しさです。
ゲームの内容はアドベンチャー×パズル。欠けているピースをあるべき場所に移動させるなどして、行きたい場所に進みます。主人公である名もなき侍と、その恋人であるアイコの冒険の旅が、本格的にさあ始まる!というところでトライアルは終了。
最終的に二人はポータルの向こうに消えたので「もしかしてこれは、いろんな世界観のステージがあるのかも?」とワクワクした気持ちになりました。これも続きが気になる……!
そしてもうひとつ「最涯(さいはて)の列車」。技術、アイデアなど革新的な作品に贈られる「革新的反骨心賞」にノミネートされているゲームです。
「最涯(さいはて)の列車」は一人称視点のアドベンチャーゲーム。自由に列車の中を歩き回り、謎の手がかりを探しています。列車の中も車窓の景色もとても美しく、ちょっとした列車旅の気分も味わえます。ただ、これは完全に私の問題なのですが、アドベンチャーゲームの手がかり探しがどうも苦手で四苦八苦したあげくリタイア…… 悔しいので、リベンジしたいです!
もうちょっと会場内を歩いてみましょう。インディーゲームを遊べるだけでなく、協賛企業のブースもいくつもありました。
今回はオンライン開催のため、リアル会場での参加者はまばら。会場は全体的に余裕があり、ゆっくりゲームを見ることができました。だけどいつかまた、この会場がいっぱいになるくらいのお客様を迎えて開催できる日がくることを願わずにはいられません。
最後にもう一度。今回のBitSummitのステージはYouTubeでライブ配信されています。また、ゲームはSTEAMでプレイすることが可能。リモートでも、たっぷりトークやゲームが楽しめるようになっています。ぜひ、ご自宅からもBitSummitをお楽しみください。
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