以下、プレスリリースの内容を掲載しています。
京福電気鉄道株式会社(本社:京都市中京区、社長:大塚憲郎)は、嵐電(京福電気鉄道嵐山本線・北野線)の帷子ノ辻駅地階スペースに、京都と映画の深いつながりを紹介する常設のパネル展示「映画と暮らすまち、太秦~懐かしの京都ロケ地パネル展~」を2022年4月2日(土)からスタートしました。
このパネルは、西日本旅客鉄道株式会社、株式会社日本旅行、株式会社東映京都スタジオ、東映株式会社京都撮影所、株式会社松竹撮影所、京都バス株式会社、大映通り商店街振興組合、弊社が、映画をテーマとした太秦エリアの活性化実証実験「太秦Liveプロジェクト」として、2021年12月11日(土)〜2022年2月13日(日)の期間に開催したイベント「映画と暮らすまち、太秦」の一環で、JR京都駅ビル2階インフォメーション前に展示したパネルを、ほぼ原形に近い形で再現したものです。京都で撮影された名作や多数あった撮影所に関する貴重な写真や解説が掲載されたパネルを、一過性のイベントで終わらせるのではなく、映画のまち太秦の玄関口の駅である帷子ノ辻駅に常設し、さらに多くの人々に京都と映画とのつながりを知っていただくきっかけにしていただきたいと考えています。
帷子ノ辻駅地階スペースに設置した展示パネル(4月1日撮影)
嵐電北野線は、東京の映画関係者が京都に拠点を移す契機となった関東大震災の2年後、1925年に開業しました。当時、北野線沿線には広い土地があり、また現在ほど普及していなかった電力が、電車を運行させるためこの地域に安定的に供給されたことから、撮影所設置の好適地として、沿線に多くの撮影所が開設されました。
こうした、古くからの嵐電と映画の縁をふまえ、弊社では昨年3月31日(水)に「映画のまちの駄菓子売り場 映菓座(えいがざ)」を帷子ノ辻駅ビル2階にオープン。本年2月8日(火)には、今回パネルを設置した帷子ノ辻駅地階スペースを株式会社松竹撮影所のデザイン監修により改装し、帷子ノ辻駅と隣接する駅ビルで、映画のセットをイメージした「映画のまち」のコンセプトに合致した空間づくりを進めてきました。
今後とも地域の皆さま、関係事業者の皆さまと連携し、映画・映像をテーマとする太秦地域の活性化や、持続可能な観光スタイルの構築に向け、取り組んでいきます。
<映画と暮らすまち、太秦~懐かしの京都ロケ地パネル展~>
設置場所 | 嵐電(京福電気鉄道嵐山本線・北野線) 帷子ノ辻駅 地階スペース |
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設置物 |
1.解説パネル1枚(縦約1m・横約2m)、 2.地図パネル1枚(縦横約1m)、タイトルパネル等 |
展示内容 |
1.解説パネル 京都の映画産業の歴史を、撮影所や撮影風景などの貴重な写真19点を使用し紹介。 写真の多くは東映株式会社の提供です。 2.地図パネル 解説パネルで紹介した写真を含む、京都府内の映画ゆかりの地を地図と解説で紹介。 |
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