【映画分野イベント情報】鬼才と新鋭が集結!「カンヌ監督週間 in Tokio 2026」第1弾作品発表(開催期間:2026/12/5~)

以下、プレスリリースの内容を掲載しています。
カンヌ国際映画祭の人気部門「監督週間」の話題作を日本で上映する「カンヌ監督週間 in Tokio 2026」が、2026年12月5日(土)から約2週間、東京・ヒューマントラストシネマ渋谷で開催されます。このたび上映作品ラインナップの第一弾として5作品が発表されました。ブリュノ・デュモン、カンタン・デュピュー、ラドゥ・ジューデといった世界的な鬼才の新作から、日本の矢野ほなみ監督による短編アニメーションまで、映画の「今」と「これから」に触れられる作品が揃っています。
【カンヌ監督週間とは?東京で出会う世界最前線の映画】
「監督週間(Quinzaine des Cinéastes/Directors’ Fortnight)」は、カンヌ国際映画祭の中でも、尖った視点と革新的な才能を提示し続けてきた部門です。「カンヌ監督週間 in Tokio」は、その監督週間と映像産業振興機構(VIPO)の主催により、渋谷で開催される特集上映です。
今回の第一弾ラインナップは、映画史を更新し続ける鬼才と、独自の感性で頭角を現す新鋭の作品が交差する構成です。この特集を逃すと劇場で出会えないかもしれない貴重な作品ばかりなので、ぜひスクリーンで体験してください。
【鬼才たちの最新作】
『レッド・ロックス』(英題:Red Rocks)
監督:ブリュノ・デュモン
出演:ケイロン・ランセル、ケルシー・ヴェルデイユ、ルイーズ・ポドルスキ、モハメド・コリ
2026年/91分/ポルトガル、フランス、イタリア、スペイン、カタール
カンヌ国際映画祭でグランプリを2度受賞しているフランスの鬼才、デュモン監督の新作です。舞台は南仏のリゾート地。5歳に満たない子どもたちが赤い崖から海へ飛び込み、四輪バギーで道路を駆け抜けます。敵対グループの少女に惹かれたジェオ少年を軸に、子どもたちの抗争が激しくなっていく様子を、極端なロングショットとクローズアップを使い分けた独特の映像で描きます。
© Tessalit Productions, Rosa Filmes, Nightswim, Andergraun Films SL
『ル・ヴェルティージュ』(原題:Le Vertige)
監督:カンタン・デュピュー
出演:アラン・シャバ、ジョナタン・コエン、アナイス・ドゥムースティエ、ジャン=マリー・ヴァンラン
2026年/67分/フランス
第77回カンヌ国際映画祭(2024年)のオープニングを飾った『セカンド・アクト』でも知られるデュピュー監督による3Dアニメーションで、本年度の監督週間ではクロージング作品に選ばれました。この世界が「シミュレーション」だと気付いた中年男性が、知人の青年に証拠を見せると、目の前で現象がバグを起こし始めます。レトロゲームを思わせる「ヘタウマ」な質感をあえてアート手法として採用し、常連俳優たちのデフォルメされた姿も見どころです。
© 2026 – CHI-FOU-MI PRODUCTIONS
『ザ・ダイアリー・オブ・ア・チャンバーメイド』(英題:The Diary of a Chambermaid)
監督:ラドゥ・ジューデ
出演:アナ・ドゥミトラシュク、マリー・リヴィエール、メラニー・ティエリー、ヴァンサン・マケーニュ
2026年/94分/フランス、ルーマニア
第71回ベルリン国際映画祭で金熊賞を受賞したルーマニアの鬼才、ジューデ監督の新作です。主人公は、フランス・ボルドーのブルジョワ家庭で家政婦として働くルーマニア人女性ジャニーナ。故郷に残した娘を想いながら、空き時間にはアマチュア劇団で『小間使の日記』の稽古に参加しています。過去に何度も映画化されたミルボーの原作を自由に翻案し、映画と劇中劇の2重構造で、欧州内の格差や複雑化する現代のモラルを描き出します。

【世界を穿つ新鋭たちの注目作】
『ロウ・エクスペクテーション』(英題:Low Expectations)
監督:エイヴィン・ランズヴィーク
出演:マリー・ウルヴェン、アンデルシュ・ダニエルセン・リー、トーネ・モストローム、エムブラ・バーンセン
2026年/105分/ノルウェー、デンマーク
ランズヴィーク監督の初長編作品です。人気ミュージシャンだった29歳のマヤは、心のバランスを崩して実家に戻り、母が理事長を務める学校で臨時教員として働き始めます。自分のファンだという生徒との交流が、彼女に少しずつ変化をもたらしていきます。主演は「girl in red」の名で世界的に人気を集めるノルウェーのミュージシャン、マリー・ウルヴェン。失意からの回復を温かく見つめるヒューマンドラマです。
© Maipo Film – Andreas Bjorseth
『エリ』(英題:Eri)
監督:矢野ほなみ
出演:モトーラ世理奈、南琴奈
2026年/12分/フランス、日本
カンヌでワールドプレミアを迎えた、アニメーション映画作家・矢野ほなみ監督の短編です。朝倉かすみの小説を原作に、セル画へ直接アクリル絵の具を塗り重ねる手作業で、全編を一枚ずつ手描きで制作しました。白黒模様の乳牛エリが、牧場にやってきた茶色の乳牛サワに恋をし、その想いが野を駆け、空へ、星へと広がっていきます。色彩とともに躍動する愛の物語は、アニメーションファンにも見逃せない一本です。
© 2026 MIYU Productions / Au Praxinoscope / Honami YANO
【こんな方におすすめ】
世界の映画祭の最新動向を追いかけている映画ファンや業界関係者はもちろん、作家性の強い作品から刺激を受けたい映像クリエイター、手描きアニメーションの表現に関心のある方にもおすすめです。第二弾以降のラインナップ発表にも注目しましょう。
【開催概要】
| イベント名 | カンヌ監督週間 in Tokio 2026 |
|---|---|
| 日程 | 2026年12月5日(土)〜(約2週間) |
| 会場 | ヒューマントラストシネマ渋谷(アクセス) |
| 上映作品(第一弾) | 『レッド・ロックス』『ル・ヴェルティージュ』『ザ・ダイアリー・オブ・ア・チャンバーメイド』『ロウ・エクスペクテーション』『エリ』 |
| 主催 | 監督週間(Quinzaine des Cinéastes/Directors’ Fortnight)/特定非営利活動法人映像産業振興機構(VIPO) |
| 共催 | 東京テアトル株式会社 |
| 特別協力 | 三菱UFJフィナンシャル・グループ/株式会社ティー ワイ リミテッド |
| 協力 | 一期一会/在日フランス大使館/アンスティチュ・フランセ/金延宏明(ノブ・ピクチャーズ)/東京彼女FILMS |
| お問い合わせ | 特定非営利活動法人映像産業振興機構(VIPO)「カンヌ監督週間 in Tokio」事務局 e-mail:cannes_tokio@vipo.or.jp |
| 公式SNS | X:@cannes_tokio Instagram:cannes_tokio |
カンヌで世界の観客を驚かせた作品を、日本のスクリーンでいち早く体験できる貴重な特集上映です。上映スケジュールやチケット情報、追加ラインナップは公式サイトや公式SNSで随時確認してください。
