大日本印刷株式会社は株式会社steAmと協同で、京都市提供のメタバース空間「京都館PLUS X」を活用して、カンボジアのプノンペン日本人学校と徳島県上板町立高志小学校をメタバースでつなぐ実証実験を行いました。
「京都館PLUS X」は、伝統工芸や京都市のイベント、観光資源等の京都の魅力の発信・体験や交流のためのバーチャル空間です。東京都中央区八重洲の「京都館」が平成30年3月に閉館した後も、京都情報の発信を継続・拡大するため、京都市が大日本印刷株式会社と連携して令和4年3月に開設しました。利用者は、東京都渋谷区の宮下公園を再現した仮想空間上でパソコンやスマートフォンで自分の分身「アバター」を操作し、3次元視点で館内を見て回れることができます。
実験では、カンボジア・日本両国の児童がそれぞれの地元を紹介するプレゼンテーションを実施し、京都の魅力に触れながら、2回の交流を行いました。
大日本印刷株式会社は、今回の実証実験以降も、子どもたち自身が設定した「問い」に沿った交流などについて、メタバース空間を活用して継続的に支援していくとしています。
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