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芽護こうせいさんをインタビュー!京まふ2026メインビジュアルに込めた想い&今後の目標を聞いた!

2026年9月19日(土)・20日(日)の2日間にわたり開催される、西日本最大級のマンガ・アニメ・ゲームの総合見本市『京都国際マンガ・アニメフェア(京まふ)2026』のメインビジュアルが公開されました!

メインビジュアルの制作を担当したのは、芽護(めもり)こうせいさん。

大学卒業後、一般企業に勤務した後、プロのクリエイターに転身。現在はVTuberのイラスト制作といったお仕事を請け負いながら、XやPixivなどで自身の作品を公開する若手クリエイターです。

今回は芽護こうせいさんを独占取材し、メインビジュアルの見どころや作品への向き合い方、今後の目標を聞きました!

 

西日本最大級のマンガ・アニメ・ゲームの総合見本市”京まふ”

京都国際マンガ・アニメフェア(京まふ)はアニメ・マンガ・ゲームの最新作のPRやグッズ販売ブースのほか、人気声優などが登壇するスペシャルステージ、京都ならではの伝統産業とのコラボ企画やコスプレイベントを開催するイベント。

ファンがマンガ・アニメ・ゲームの世界を満喫できることに加え、次世代クリエイターの発掘・応援を目的としているのも特徴です。

毎年会場では若手クリエイターを紹介するブースの設置や、創作活動を後押しするクラウドファンディングが催されます。

京都まふ2025クリエイターズブース(レポート記事はこちら)

京まふの開催前には「京まふクリエイターズコンテスト U25」が実施されるのも注目ポイント。

実はこのコンテスト…最優秀賞の賞品が「京まふメインビジュアル制作優先交渉権」で、芽護こうせいさんは2025年の「京まふクリエイターズコンテスト U25」の最優秀賞に選ばれ、2026年の京まふメインビジュアル制作することとなりました。

 

京まふ2026メインビジュアルの見どころは?

京まふの会場に加え、京都市内の駅や京まふ公式SNSなど、さまざまな場所に掲示される京まふ2026のメインビジュアル。

2026年は、京まふが開催15周年を迎える節目の年。作品のテーマを「夜祭」とし祝福感を散りばめながら、京都市の広報キャラクター「京乃つかさ」と、京都市営地下鉄・市バス応援プロジェクト「地下鉄に乗るっ」のメインキャラクター「太秦萌」が描かれています。

Illustration by 芽護こうせい ©CITY OF KYOTO ©KYOTO Municipal Transportation Bureau 2013-2026

芽護こうせいさんによると、京乃つかさと太秦萌の着物には、古くから「めでたい」色とされる紫を採用。さらに、つかさの羽織のゴールドで祝祭感を、斜め上を見上げる萌の目線や表情で躍動感を表現しているとのことです。

 

芽護こうせいさん作品のスゴさは”色づかい”

芽護こうせいさんはイラストを描く際、特に“色合い”にこだわるクリエイター。

現在は中国や韓国のイラストレーターがよく使う手法“大陸塗り”を追求されています。

Illustration by 芽護こうせい 「京まふクリエイターズコンテストU25」で最優秀賞に輝いた『キミとの距離は鳥居千本』

“大陸塗り”とは明暗(影の濃さ)ではなく、色の変化(色相・補色)で立体感や透明感を表現する塗り方。

通常は立体感を出す際、影をベースカラーより暗い色で塗ることで影を作りますが、“大陸塗り”ではベースカラーの補色(反対色)や鮮やかな色(紫色、ピンク、黄緑など)を影や境界線に混ぜ込みます。それにより華やかさや透明感を表現することができるのです。

 

2025年の「京まふクリエイターズコンテスト U25」で最優秀賞に選ばれた『キミとの距離は鳥居千本』を描いた際は、”大陸塗り”を研究していた最中だったとのことですが、幻想的な雰囲気が漂っています。

審査員からも「色がひしめく中でもその主体が一番目に飛び込んでくる完成度も見事(※一部抜粋)」や、「ライティングが的確で、イラストに立体感と奥行きが出ています(※一部抜粋)」などと絶賛されています。

 

 

最新技術を使いこなすからこそできるコト

色合いの追求に加え、最新の技術もどんどん取り入れながらイラストのクオリティを高めようと奮闘されている芽護こうせいさん。

京まふのメインビジュアルは、3D技術を駆使したからこそ描けたとのこと。京乃つかさと太秦萌の背景にご注目ください!

Illustration by 芽護こうせい ©CITY OF KYOTO ©KYOTO Municipal Transportation Bureau 2013-2026

3Dカメラを活用すると…3D空間に人物や背景を配置した状態で、カメラを自由に動かすことができるため、俯瞰やあおりなど構図を考えることができます。さらにカメラの種類を変えることもでき、さまざまな視点を取り入れることができるのです。

芽護こうせいさんは「構図の美しさを追求できた。鳥居の描き方は魚眼カメラ機能からヒントを得ながら、不自然にならないように取り入れた」と語っていらっしゃいます。

芽護さんのお話を踏まえ作品をもう一度見ると、夜景の幻想的な色合いや、背景のリアルな位置関係と奥行き…そして鳥居のカーブが絶妙であることに気付かされます。

 

芽護こうせいさんの今後の目標!

色合いを追求し、先端技術を駆使しながら完成度の高い作品を描かれる、芽護こうせいさん。

気になるのが今後の展望ですが、「VTuberのイラスト制作といったお仕事に加え、作品公開を増やしていきたい。現在はXやpixivで月に2~3枚ほど公開しているが作品公開を増やしながら、XやpixivだけでなくInstagramやWixなどでもあげていく予定。今まで応援してきてくれた人が誇れるようなイラストレーターになりたい」とのこと。

 

最近ではXでご自身のイラストの変化について言及されており、これからも私たちに新しい世界を見せてくれそうな予感。今後の展開から目が離せません。

 

【芽護こうせい】
VTuberのイラスト制作といった仕事を請け負いながら、自身の作品を発表する若手クリエイター。2025年開催の「京まふクリエイターズコンテスト U25」で最優秀賞に輝き、「京都国際マンガ・アニメフェア2026」のメインビジュアル制作を担当。3Dカメラといった最新技術を活用しながら、作品を手掛ける。

芽護こうせい – Wix
芽護こうせい – X
芽護こうせい – pixiv

 

ライター

角野好代

ライター

京都を愛する、フリーライター。
好きなアニメ・マンガ作品は「鬼滅の刃」。煉獄杏寿郎の熱い言葉に励まされながら、日々執筆しております。伝統工芸や歴史に関心があり、2025年に京都・観光文化検定3級を取得。取材では深掘りし、読んでいただいた方の毎日がちょっと楽しくなるような、ほっこり情報をお届けします。

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