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【第9回京都ヒストリカ国際映画祭】200以上の最新歴史映画から厳選された『レフティ・ブラウンのバラード』『マクベス夫人』など5作品が上映決定!【ヒストリカ・ワールド】
- 2017/10/6
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- ヒストリカ・ワールド
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2017年10月28日(土)~11月5日(日)に開催される、歴史映画の祭典「第9回京都ヒストリカ国際映画祭」。ヒストリカ・ワールドでは世界中から集められた200以上の最新歴史映画の中からハンガリー・アメリカ・イギリス・台湾/中国・ブルガリアの5作品が厳選され、日本初上映されます。さらに海外映画祭などで注目を集めている監督達によるトークショーや解説も!この記事では上映される5つの作品をご紹介いたします。
『マクベス夫人』Lady Macbeth
あらすじ
19世紀後半の英国北部。裕福な商人の家に嫁いだ17歳のキャサリン。気難しい40歳の夫は自分に興味がない。冷酷な舅からは外出を禁じられ、人里離れた屋敷で退屈な生活にうんざりしていた。あるとき、夫不在の家で若い使用人と関係を持つ。それを静かに観察する黒人のメイド・アンナ。使用人との幸せな未来を求め、少女がサディスティックに変貌していく。
みどころ
オペラとして有名なロシア小説「ムツェンスク郡のマクベス夫人」の映画化。英国演劇界で活躍しているウィリアム・オルドロイドが手がける初長編映画。この作品により、監督は「ヴァラエティー」誌による「観るべき10人の監督たち2017」にも選出されている。ジェンダー、人種、階級をテーマに現代的作品へと昇華させ、トロント国際映画祭はじめ世界で大反響を巻き起こした要注目のインディペンデント作品。制作チームには、『あるスキャンダルの覚え書き』キャスティング・ディレクター、『ロブスター』美術監督、サリー・ポッター作品の衣裳デザイナーなど一流スタッフが参加している。
上映日時 | 2017年10月28日(土)19:00~ 【1日目】 2017年11月 4日(土)18:30~ 【7日目】 |
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監 督 | ウィリアム・オルドロイド |
出 演 | フローレンス・プー、コスモ・ジャービス、ポール・ヒルトン、ナオミ・アッキー、クリストファー・フェアバンク |
制作国 | イギリス |
制作年 | 2016年 |
時 間 | 89分 |
字 幕 | 日本語 |
海外セールス | Protagonist pictures |
『キンチェム 奇跡の競走馬』Kincsem – Bet on Revenge
あらすじ
1840年代、ハンガリー。オーストリア・ロシア軍の前に敗れ、独立戦争は失敗に終わった。ハンガリーの貴族で競走馬の調教師だった父が、かつては友人だったオーストリアの将校に反逆罪で殺害され、幼いエルネーは父と城を失った。25年後、女遊びに明け暮れていたエルネーだったが、父の名誉と家族の家を取り戻すため、“キンチェム”という手の付けられない暴れ馬を手に入れ調教を始める。周囲の予想を裏切り、みるみる伝説的なチャンピオンとして成長していくキンチェム。そしてエルネーはある女性に惹かれ、愛と復讐心のあいだで激しく揺さぶられる。
みどころ
54戦54勝という最強伝説を残し、世界を驚かせた名馬・キンチェムの実話を背景にした人間ドラマ。ハンガリー史上最大規模で製作された国内作品で、過去10年で最も興行的な成功を収めている。迫力あるレースシーンや、登場人物のエキセントリックな衣裳など細部まで見ごたえたっぷりの良質なエンターテイメント作品となっており、猫を親友にしていたなどキンチェムの有名なエピソードも随所に見られ馬好きにも見逃せない作品。
上映日時 | 2017年10月29日(日)11:00~ 【2日目】 2017年11月 5日(日)13:30~ 【8日目】 |
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監 督 | ガーボル・へレンド |
出 演 | アービン・ナギー、 アンドレア・ペトリック |
制作国 | ハンガリー |
制作年 | 2016年 |
時 間 | 120分 |
字 幕 | 日本語 |
映画祭ディストリビューション | ハンガリー国立映画基金 |
『レフティ・ブラウンのバラード』The Ballad of Lefty Brown
あらすじ
1889年、アメリカ西部開拓時代末期。英雄として皆に慕われていたカウボーイ・エディー。一方で、エディーと40年コンビを組んでいた63歳のレフティ・ブラウンは風変わりな男として見られ、誰からも気にされていなかった。エディーは、モンタナ州の次期上院議員に指名され、妻・ラウラの反対をよそに自分の牧場をレフティに任せようとしていた。しかしある日、レフティの隣でエディーが何者かに撃たれる。復讐の旅に出たレフティは古い友人である保安官のトムとモンタナ州知事のジェームズに再会するが、そこでフロンティアの残酷な現実に直面する…。
みどころ
西部劇を舞台にしながら、英雄ではなく、英雄の影に隠れ生きてきた人物を主人公に、初老の男の成長物語を描いている。代表作『インディペンデンス・デイ』で大統領役を演じた実力派俳優ビル・プルマンが、感情の隠し方を学ぶほど賢く生きてこなかったレフティの不器用ながらも純粋なキャラクターを印象的に演じている。英雄役には、アメリカン・ニュー・シネマの代表作『イージー・ライダー』で知られるピーター・フォンダ!西部劇ならではの、緊張感あるガンアクションも見所。
上映日時 | 2017年10月31日(火)14:30~ 【3日目】 2017年11月 5日(日)17:30~ 【8日目】 |
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監 督 | ジャレッド・モシェ |
出 演 | ビル・プルマン、トミー・フラナガン、 ディエゴ・ジョセフ、キャシー・ベイカー、ジェームズ・カヴィーゼル、ピーター・フォンダ |
制作国 | USA |
制作年 | 2017年 |
時 間 | 111分 |
字 幕 | 日本語 |
海外セールス | WTFilms |
『健忘村』The Village of No Return
あらすじ
清朝が滅び、中華民国が設立されてすぐの僻地の山村。村人たちは複雑な人間関係の中で絶えず争いごとをしていた。あるとき一人の男が変死した。そこにミステリアスな道士が現れ、記憶を消して日々の心配事から開放される古代の道具を持っているという。村人たちは列をなして道士を訪ね、嫌な記憶は次々と消されていく。幸福に包まれ別人のようになった村人だったが、そこには道士の危険な企みがあった。
みどころ
チェン・ユーシュン監督は、日本でも『熱帯魚』、『ラブゴーゴー』や、台湾でメガヒットを飛ばした『祝宴!シェフ』が公開されているコメディ映画の実力派。本作は、ダークユーモアが色鮮やかなタッチで散りばめられた作品で、台湾を代表する国際派女優、スー・チーなど豪華キャストが参加。個性的なキャラクターを演じている。ぜひチェン・ユーシュン監督ならではの世界観を楽しんでほしい。プチョン国際ファンタスティック映画祭2017でNETPAC賞(最優秀アジア映画賞)を受賞。
上映日時 | 2017年11月2日(木)19:00~ 【5日目】 2017年11月4日(土)14:30~ 【7日目】 |
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監 督 | チェン・ユーシュン |
出 演 | スー・チー、ワン・チエンユエン、 ジョセフ・チャン、リン・メイシュウ、トニー・ヤン、エリック・ツァン |
制作国 | 台湾、中国 |
制作年 | 2017年 |
時 間 | 116分 |
字 幕 | 日本語 |
海外セールス | ABLAZE IMAGE |
『エネミーズ』ENEMIES
あらすじ
1913年、バルカン諸国VSオスマン帝国。オスマン帝国海軍最大の戦艦は、艦砲射撃を繰り広げていた。が、海軍のないブルガリア軍が陸から放つ大砲はその戦艦に届かない。絶望した前線のブルガリア人兵士たちは、大将に秘密である作戦を思いつく。それは人力で魚雷をぶつけて戦艦を沈めよう、というものだった。参謀から牧師まで異なる立場の一行は力を合わせ、魚雷を運ぶための船をかついで陸上を進む。道すがらトルコ人兄弟の兵士と遭遇するが同盟を結び共に歩むことに。世にもキテレツな作戦実行まであと一歩、海に漕ぎ出した男たちだが…。
みどころ
個性的なキャラクターをもつブルガリア軍兵士たちの間で交わされるやりとりをモノクロの映像でじっくりと見せる。決してかっこよく描かれていない男たちの姿に、日常に戦争があったのかもしれないというリアルな感覚が立ち上がる。ブラックユーモアの中に人間の心にある葛藤を描いた、味わい深い佳作。
上映日時 | 2017年11月3日(金)14:30~ 【6日目】 2017年11月5日(日)11:00~ 【8日目】 |
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監 督 | スヴェトスラフ・オフチャロフ |
出 演 | アッセン・ブラテッキ、 イヴァン・バルネ、ヴァレンティン・ ガネフ |
制作国 | ブルガリア |
制作年 | 2017年 |
時 間 | 101分 |
字 幕 | 日本語 |
海外セールス | Omega Films |
「第9回京都ヒストリカ国際映画祭」開催概要
名 称 | 第9回京都ヒストリカ国際映画祭 |
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期 間 | 2017年10月28日(土)~11月5日(日) |
上映会場 | 京都文化博物館 |
上映作品 |
【ヒストリカ・スペシャル】 『近松物語』(日本|1954)★女優・香川京子氏来場!日本初公開 『リュミエール!』(フランス|2017) |
【ヒストリカ・ワールド】 『キンチェム 奇跡の競走馬』(ハンガリー|2016)★日本初上映 『レフティ・ブラウンのバラード』(アメリカ|2017)★日本初上映 『マクベス夫人』(イギリス|2016)★日本初上映 『健忘村』(台湾、中国|2017)★関西初上映 『エネミーズ』(プルガリア|2017)★日本初上映 |
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【ヒストリカ・フォーカス】 『瞼の母』(日本|1962)★英字幕付き 『真田風雲録』(日本|1963)★英字幕付き 『車夫遊侠伝 喧嘩辰』(日本|1964)★英字幕付き 『明治侠客伝 三代目襲名』(日本|1965)★英字幕付き 『沓掛時次郎 遊侠一匹』(日本|1966)★英字幕付き 『緋牡丹博徒 花札勝負』(日本|1969)★英字幕付き 『緋牡丹博徒 お竜参上』(日本|1970)★英字幕付き |
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【ヒストリカ・ネクスト】 『仁光の受難』(日本|2016)★関西初上映 『密使と番人』(日本|2017)★関西初上映 |
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【特別招待作品】 『シルク』(日本、カナダ、イタリア|2007) 『上海キング』(中国|2016) |
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【連携企画①】京都フィルムメーカーズラボ連携企画 『17歳の恋愛注意報!』(ベトナム|2016) |
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【連携企画②】KYOTO V-REX 実行委員会連携企画 連携イベント「HISTORICA × VR」開催 |
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ゲスト ※一部ゲストの先行情報になります。 |
【ヒストリカ・スペシャル】上映+ゲストトーク 香川京子[女優] |
【ゲスト・出演】 ガーボル・ヘレンド[映画監督] |
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チケット |
前売券販売開始日 2017年10月7日(土)※詳細は順次公式HPにて発表いたします。 |
公式ホームページ | http://historica-kyoto.com/ |
主 催 | 京都ヒストリカ国際映画祭実行委員会 (京都府、京都文化博物館、東映株式会社京都撮影所、株式会社松竹撮影所、株式会社東映京都スタジオ、巌本金属株式会社、株式会社ディレクターズ・ユニブ、立命館大学) |
共 催 | KYOTO CMEX 実行委員会 |
後 援 | 一般社団法人日本映画製作者連盟/一般社団法人外国映画輸入配給協会/ 一般社団法人日本映画テレビ技術協会/ エフエム京都 |
協 力 | 京都クロスメディア推進戦略拠点/NPO法人日中映画祭実行委員会/上海戯劇学院/イタリア文化会館 – 大阪/国際交流基金京都支部/KYOTO V-REX実行委員会 |
協 賛 | 株式会社テスパック/三井ガーデンホテル京都四条 |
助 成 | 芸術文化振興基金 |
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