KYOTO CMEXをはじめ、数々のWeb制作を手掛けるメディアインパクト代表の宮嶋 健人さん、編集メンバーのお一人である辻井 智大さんにKYOTO CMEXの広報活動についてインタビューさせていただきました。
インタビューの様子、代表の宮嶋さん(右)と辻井さん(左)
Profile:メディアインパクトはWebサイトの制作・運営やブラウザゲーム開発を手掛けるWeb制作会社。2016年度より、KYOTO CMEX公式サイトを「マンガ・アニメ、映画・映像、ゲーム、クロスメディアの先端情報を発信する京都発のメディア」としてポータルサイト化し、情報発信の質(オリジナル記事)・量(365日発信)・幅(Web:5か国語、SNS:2か国語)の拡大を実現。京都のコンテンツの発信・発展に注力されています。
とても働きやすそうなオフィスでした!!
――広報活動の中で特に大切にされていることは何ですか?
宮嶋:タイミングですね。CMEXのSNSの発信をしていても、一番届きやすいタイミングって、イベントが開催される前日の晩とか、京まふだったら2日間のうち、 1日目の午前中だったりとか、タイミングってすごくあるなと思っています。関心が高まっている時間帯、届きやすい時間帯に、読みたいと思う人がいる記事を、いかにいい内容で載せれるかが結構大きいなって思います。広報はタイミングと内容の掛け算です。
――見出しについてはどうですか?
宮嶋:まず目に入らないと話にならないというのはありますね。その記事のタイトルで何を言おうとしてるのかが、最初の数文字のところで、ある程度自分に関係のある記事だなと思われないといけない。そこが重要になると思います。KYOTO CMEXの場合だと、映画のこともゲームのことも漫画のこともあります。なので、漫画のことなのか、映画のことなのか、 分野の名前から入って、その後、自分が好きな作品名が出てくれば、ある程度その漫画のことだと分かるわけです。
辻井:知りたい情報というか、キーワードになってくることをできるだけタイトルに入れて、検索順位に引っかかりやすいようにすることだったり。このキーワードがあることによって、その関連の人であったり、ファンであったりという方がチェックしてみようかなっていう風にちょっとでも思ってもらえるようなタイトルにできるように頑張っています。
――KYOTO CMEXの広報をする中で目標にしていることはありますか?
宮嶋: 世の中には山ほど情報があって、全てに触れることはできないんですけど、それぞれの人にとって、読んで楽しいと思えるような記事が、載っている場所があるっていうのは大事なことだと思います。KYOTO CMEXって、ファンの方にも向いてるんですけど、同時にクリエイターの方にも向いていて、すでに活躍されているアニメ会社さんもそうですが、これからクリエイターになりたいと思ってる方を応援するっていう面もあります。そうした方々が見た時にも、 役に立つような情報を発信したいと思っています。
――今,クリエイターを応援するという話がありましたが詳しく教えていただけますか?
宮嶋:クリエイター支援情報って、例えば行政からの補助金がありますよとか、こういうコンテストがあるので応募してくださいとかってことで、ちょっと埋もれがちというか、そここそ本当は 大事にしなきゃいけないところかなとも思っています。でもクリエイターの方向けの情報しか載っていないサイトだと、ちょっと閲覧数とか影響力も小さいかなと思うんです。ファンにもクリエイターにも大事な情報が届きやすい状態にしておくのが大切だと思います。
――仕事をするうえで大切にしていることは何ですか?
宮嶋: 社会の役に立つことですね。本当に「それでなけりゃ、やる意味がない」とすら思っています。人の役に立つようにこの仕事をやらないといけないというか、そうすると全部返ってくると思うんで… 。メディアインパクトに仕事頼んだらちゃんとやってくれるというか、色々な人のことを考えて、それぞれの人の役に立つようにやってくれるっていう、その信用を固めていかなければいけないと思うので。やってて気持ちのいい仕事っていうのもそういう仕事だと思います。
――ただ広報するだけではないということですね?
宮嶋:ただ広報するっていうのも大事な仕事かもしれないんですけど、一緒にその中身を作っていくっていうのも、もしかしたら広報の仕事なのかもしれないなと思うので。そのままじゃ届かないんだったら、やっぱり何か工夫を加えて、届けさせるように、届くようにっていう風に、目的がありますからね…。一生懸命やってる中で、ある人の人生にとって,何か岐路になるような情報を提供できているのなら、それこそ意味のある仕事だと思います。
――最後にKYOTO CMEXだからこそできることをお聞かせください!
宮嶋:もともとは色々なイベントのポータルサイトみたいな位置付けで、それぞれのリンクが貼ってるだけのサイトだったんです。現在のように有識者・専門家あるいは関心の高い方にライターとして、載せる情報をお寄せいただく体制にしたっていうのが大きいです。事務局サイドというかKYOTO CMEXとして発信する情報だけではなく、ライターの方の力をお借りして、作品を掘り下げた記事とかイベントに掘り下げた記事とかっていう風にやっていく方が何かと。それが広がるというか。単に扱う情報の幅を広げるというだけじゃなくて深さというか、それが出てこないと。浅いだけになってしまうので。 我々で発信できる情報の多くは 2 次情報というか、他のサイトに掲載されている情報を、改めて紹介させていただくことに留まることが多いので、どれだけ一次情報が出せるか、特にオリジナル記事を重視しています。
大阪成蹊大学DS・国際観光学部学生チーム 松岡、川井
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