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【無料公開】クリエイター・研究者必見!全国110施設の映画関連資料を網羅した「全国映画資料館録2025」PDF版リリース!
- 2026/4/20
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「映画の街・京都」をはじめ、日本全国には映画の歴史を物語る無数の貴重な資料が眠っています。しかし、その多くはフィルムそのものではなく、制作過程や興行の裏側を示す「非フィルム資料」です。この度、それら歴史的・文化的価値の高い映画資料の所在を全国規模で網羅した「全国映画資料館録2025」のPDF版が一般公開されました。映像産業の過去を知り、未来のコンテンツ制作へのインスピレーションを得るための必携のデータベースとなっています。
【映画の歴史を次世代へつなぐ「全国映画資料館録」とは】
「全国映画資料館録」は、国立映画アーカイブが全国の映画資料所蔵館を対象に実施した独自のアンケート調査をもとに、2010年より5年おきに作成・アップデートされている貴重な冊子です。
最新版となる2025年版は、「令和7年度アーカイブ中核拠点形成モデル事業」の一環として、国立映画アーカイブと特定非営利活動法人映像産業振興機構(VIPO)が共同編集して制作されました。映画という総合芸術がどのように生み出され、人々に届けられてきたのかを後世に伝えるための、非常に意義深いプロジェクトの結晶です。
【クリエイターの知的好奇心を刺激する「非フィルム資料」の世界】
本目録には、掲載の了承を得た全国110館の所蔵施設(資料館、博物館、美術館、図書館、大学など)の詳細な情報が収録されています。単に「古い映画の記録」にとどまらず、多角的な視点でコンテンツ産業の歴史を紐解くことができます。
■ 多岐にわたる所蔵コレクション
製作・宣伝・興行に関する台本、ポスター、プレスシート、企画書などの「紙資料」から、当時の映画業界の息遣いが伝わる「書籍・雑誌」、さらには撮影機材や映写機といった「機材関連」に至るまで、施設ごとにどのような宝物が保管されているかが一目でわかります。
■ コンテンツ制作のヒントとして
これらの「非フィルム資料」は、研究者やアーキビストにとって不可欠なだけでなく、現代の映画監督、アニメーター、ゲームクリエイターにとっても、過去の演出手法や宣伝美術、時代考証のリアルなリファレンス(参考資料)として大いに活用できるポテンシャルを秘めています。
【日本の映像文化を守る「アーカイブ中核拠点」の形成に向けて】
日本国内の貴重な映画関連資料は、個人蔵の散逸や施設の統廃合、経年劣化などにより、消失の危機に瀕しているものも少なくありません。
今回公開された冊子の背景にある「アーカイブ中核拠点形成モデル事業」は、こうした非フィルム資料のアーカイブ構築・保存・活用に向けた望ましい仕組みを調査・研究するものです。全国の所蔵施設をネットワーク化し、共同利用を促進することで、映像分野全体のアーカイブ文化を底上げし、日本のコンテンツ産業の基盤をより強固なものにすることを目指しています。
【発行概要】
| 資料名 | 全国映画資料館録 2025(PDF版) |
|---|---|
| 発行・編集 | 国立映画アーカイブ、特定非営利活動法人映像産業振興機構(VIPO) |
| 掲載施設数 | 110館(※一部所蔵館の事情により、冊子版と掲載館数が異なります) |
| 関連事業 | 令和7年度アーカイブ中核拠点形成モデル事業(映画関連の非フィルム資料) |
失われつつある貴重な映画文化の軌跡を、ぜひ一度PDFでじっくりとご覧ください。お近くの施設に足を運ぶきっかけや、新たな創作活動のヒントが見つかるかもしれません。


