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【マンガ分野イベント情報】マンガ評論家・編集者の故・村上知彦さんの足跡をふりかえるシンポジウム「村上知彦のいない日々のために」開催(開催日:2025/7/13)
- 2025/6/19
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2025年7月13日(日)に、京都国際マンガミュージアムで昨年12月に逝去されたマンガ評論家・編集者の村上知彦さんの足跡をふりかえるシンポジウム「村上知彦のいない日々のために」が開催されます。
本企画展は、昨年12月に逝去されたマンガ評論家・編集者の村上知彦さんがマンガ史/マンガ評論史に遺されたご功績と、収集された段ボール200箱を越える「村上知彦コレクション」を、私たちがいかに受け継いでいくかということを参加者と一緒に考えます。
第1部「評論家/編集者としての足跡――村上知彦を語る」では、2001年の日本マンガ学会設立など、村上さんと共に現在のマンガ研究の礎を築いてきたマンガの評論家や研究者が、その道程についてふりかえります。
第2部「ぼくらの〈漫編評(まんぺんぴょう)〉――村上知彦コレクションを探る」では、「村上コレクション」について、晩年の村上さんに対面でインタビューしてきたメンバーが、コレクションの魅力と可能性を語ります。
村上知彦(むらかみ・ともひこ)
1951年、兵庫県芦屋市生まれ。関西学院大学社会学部卒。大学在学中の1970年にガリ版刷りのミニコミ『週刊月光仮面』を発行。同誌は当時のミニコミブームを報じるマスメディア上でも度々とりあげられた。73年、高校時代からの友人の大森一樹らと神戸の自主上映グループ・無国籍に参加。大学卒業後、スポニチ大阪本社に勤めながら、74年に16ミリ映画『暗くなるまで待てない!』を大森監督らと自主製作。自主映画ブームを代表する作品として注目される。
またミニコミ・同人誌などに映画・マンガ評論を執筆し、79 年の評論集『黄昏通信 同時代まんがのために』(ブロンズ社刊)は、マンガ世代によるマンガ批評のさきがけとなる。
79 年スポニチを退職、80年にいしいひさいちらと(株)チャンネルゼロを設立し、雑誌『漫金超』を創刊。81~84 年には情報誌『プレイガイドジャーナル』に出向し編集長を務める。
以後、評論活動のほかマンガ単行本・エッセイ集の編集にも携わり、手塚治虫文化賞選考委員、文化庁メディア芸術祭審査委員、日本マンガ学会理事などを歴任。2015年3月まで、神戸松蔭女子学院大学文学部総合文芸学科教授を務めた。
2024年12月、逝去。
<開催概要>
開催日 | 2025年7月13日(日) |
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会場 | 京都国際マンガミュージアム 2階 ギャラリー6 ※このシンポジウムは、オンラインでもご視聴いただけます。 |
料金 | 無料 ※ミュージアムへの入館料は別途必要です |
出演 | 第1部「評論家/編集者としての足跡――村上知彦を語る」 呉智英(評論家) 藤本由香里(明治大学国際日本学部教授) 吉村和真(京都精華大学マンガ学部教授/司会) 第2部「ぼくらの〈漫編評(まんぺんぴょう)〉――村上知彦コレクションを探る」 雑賀忠宏(開志専門職大学マンガ・アニメ学部准教授) 日高利泰(熊本大学文学部准教授) イトウユウ(京都精華大学国際マンガ研究センター/司会) |
参加方法 | 事前申込不要(定員先着50名) ※当日午前10時から館内でイベントの整理券を配布 ★本イベントはオンライン生配信でも開催を行います。時間になりましたら、京都国際マンガミュージアムYouTubeチャンネルにアクセスしてください。 ※トークの録音や画面録画はご遠慮ください。 |
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